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あか-こほん [3] 【赤小本】🔗🔉

あか-こほん [3] 【赤小本】 赤本{(1)}初期の小型本の称。

あか-ごめ [0] 【赤米】🔗🔉

あか-ごめ [0] 【赤米】 (1)赤みがかった,ひね米。 (2)米の一種。外来の米で,味はあまりよくないが,炊くと倍近くにふえるので徳用とされた。大唐米(タイトウマイ)。「台碓(カラウス)の―を(モミジ)の秋と詠め/浮世草子・胸算用 3」

あかざ [0] 【藜】🔗🔉

あかざ [0] 【藜】 アカザ科の一年草。中国原産という。路傍や畑地に自生。高さ1メートル以上になり,よく分枝する。葉は菱形状の卵形で,ふちに波形の切れ込みがある。若葉は紅紫色で美しく,食べられる。[季]夏。 →白藜(シロザ) [図]

あかざ-か ―クワ [0] 【藜科】🔗🔉

あかざ-か ―クワ [0] 【藜科】 双子葉植物の一科。草本または低木。特に乾燥地帯に種類が多い。葉は単葉で互生または対生する。花は小さく,密に集合し,さらに大きな円錐花序になることが多い。世界に約一〇〇属,一五〇〇種。アカザ・アリタソウ・ホウキギ・ホウレンソウ・オカヒジキ・ビートなどがある。

あかざ-の-あつもの 【藜の羹】🔗🔉

あかざ-の-あつもの 【藜の羹】 アカザを実にした吸い物。粗末な食物のたとえ。「紙の衾(フスマ),麻の衣,一鉢のまうけ,―,いくばくか人の費(ツイエ)をなさん/徒然 58」

あかざ-の-つえ ―ツ 【藜の杖】🔗🔉

あかざ-の-つえ ―ツ 【藜の杖】 アカザの茎を乾かして作った杖。老人が常用すると中風にかからぬという俗信があった。

あかざ-の-はい ―ハヒ 【藜の灰】🔗🔉

あかざ-の-はい ―ハヒ 【藜の灰】 アカザを焼いた灰。染め物の媒染などに用いた。

あかさか 【赤坂】🔗🔉

あかさか 【赤坂】 (1)東京都港区の地名。旧区名。迎賓館(旧赤坂離宮)がある。 (2)愛知県南東部,音羽町の地名。東海道五十三次の一宿。旧宿場町の面影を多く残す。 (3)岐阜県大垣市の地名。中山道の宿場町。大理石・石灰を産する。 (4)大阪府南河内郡千早赤阪村の地名。赤坂城跡がある。

あかさか-じょう ―ジヤウ 【赤坂城】🔗🔉

あかさか-じょう ―ジヤウ 【赤坂城】 赤坂{(4)}にあった城。元弘の変(1331)で楠木正成挙兵の本拠となった城。これを下赤坂城といい,間もなく落城。翌年上赤坂城を築き,部将平野将監(シヨウゲン)に守らせたが,その翌年落城した。

大辞林 ページ 137896