複数辞典一括検索+

あぶら-がみ [3] 【油紙】🔗🔉

あぶら-がみ [3] 【油紙】 桐油(トウユ)または荏油(エノアブラ)を塗った防水用の和紙,または渋紙。雨具・医療用・荷造り用などとする。桐油紙。油紙(ユシ)。

あぶら-がや [3] 【油茅・油萱】🔗🔉

あぶら-がや [3] 【油茅・油萱】 カヤツリグサ科の大形多年草。各地の湿地に自生。高さ1メートルあまり。葉は線形で,光沢がある。秋,多数に分枝した花柄に茶褐色の小穂をつける。ナキリ。カニガヤ。

あぶら-がれい ―ガレヒ [4] 【油鰈】🔗🔉

あぶら-がれい ―ガレヒ [4] 【油鰈】 カレイ目の海魚。体長は1メートル以上に達する。両眼は体の右側にある。口は著しく大きく,歯の先端にはさかとげをそなえる。東北地方以北からオホーツク海・ベーリング海西部に分布。油脂資源として利用されたことがある。

あぶら-ぎ [3] 【油木】🔗🔉

あぶら-ぎ [3] 【油木】 アブラギリの別名。

あぶら-ぎく [3] 【油菊】🔗🔉

あぶら-ぎく [3] 【油菊】 シマカンギクの別名。

あぶら-ぎり [3] 【油桐】🔗🔉

あぶら-ぎり [3] 【油桐】 トウダイグサ科の落葉高木。古く,中国から輸入され,暖地の山地で自生する。また,栽培もされる。高さ10メートルに達し,葉はキリに似る。初夏,淡紅色を帯びた白色の花を開く。種子からしぼった油は桐油(トウユ)といい灯料にし,また油紙に用いる。アブラギ。毒荏(ドクエ)。

あぶら-ぐすり [4] 【脂薬・膏薬】🔗🔉

あぶら-ぐすり [4] 【脂薬・膏薬】 脂肪油類に種々の薬物を加えて作った外用薬。こうやく。

あぶら-ぐち 【油口】🔗🔉

あぶら-ぐち 【油口】 よくしゃべる口先。達者な弁舌。「弁舌に和(カ)を入れて,とろりとだます―/浄瑠璃・聖徳太子」

あぶら-け [0] 【油気・脂気】🔗🔉

あぶら-け [0] 【油気・脂気】 〔「あぶらっけ」とも〕 (1)あぶらを成分として含んでいること。 (2)あぶらを多く含んで,つやつやしているさま。あぶらっぽいこと。「―のないぼさぼさの髪」

あぶら-げ [3] 【油揚】🔗🔉

あぶら-げ [3] 【油揚】 「あぶらあげ」の転。

あぶら-こ [3] 【油子】🔗🔉

あぶら-こ [3] 【油子】 アイナメの異名。

あぶら-こうもり ―カウ― [4] 【油蝙蝠】🔗🔉

あぶら-こうもり ―カウ― [4] 【油蝙蝠】 翼手目ヒナコウモリ科の哺乳類。最も普通のコウモリで,腕の長さ3.3センチメートル前後。耳は短く,犬歯が大きい。体色は灰褐色ないし黒褐色。人家にすみ,宵のうちからとびまわり,ハエ・カなどを食う。中国・朝鮮・日本に分布。イエコウモリ。

大辞林 ページ 138225