複数辞典一括検索+

あまえん-ぼう ―バウ [0] 【甘えん坊】🔗🔉

あまえん-ぼう ―バウ [0] 【甘えん坊】 すぐ甘えた態度を見せる子供。人の好意や親切を期待して,甘える人。

あま-おおい ―オホヒ [3] 【雨覆い】🔗🔉

あま-おおい ―オホヒ [3] 【雨覆い】 (1)雨にぬれないように物におおいかぶせるもの。防水布など。あまよけ。 (2)太刀の鞘(サヤ)の峰側をおおう金具。 (3)建物で,隅木など突き出した材の上部に取り付けた雨露を防ぐための板。 (4)鳥の風切り羽の根もとをおおう短い羽毛。あまおおいばね。

あま-おさえ ―オサヘ [3] 【雨押(さ)え】🔗🔉

あま-おさえ ―オサヘ [3] 【雨押(さ)え】 屋根と煙突との間,土台と下見板との間などをおおって,雨が入り込むのを防ぐもの。

あま-おち [0][4] 【雨落ち】🔗🔉

あま-おち [0][4] 【雨落ち】 (1)軒下の雨垂れの落ちる所。雨垂れ落ち。 (2)歌舞伎の舞台のすぐそばの席。かぶりつき。小一(コイチ)。

あまおち-いし [4] 【雨落ち石】🔗🔉

あまおち-いし [4] 【雨落ち石】 雨垂れの落ちる所に並べておく石。

あまおち-びょうし ―ビヤウ― [5] 【雨落ち拍子】🔗🔉

あまおち-びょうし ―ビヤウ― [5] 【雨落ち拍子】 「雨垂(アマダ)れ拍子(ビヨウシ)」に同じ。

あま-おと [0] 【雨音】🔗🔉

あま-おと [0] 【雨音】 雨の降る音。

あま-おとめ ―ヲトメ 【天少女】🔗🔉

あま-おとめ ―ヲトメ 【天少女】 天人。天女。あまつおとめ。「一月(イチゲツ)夜々(ヤヤ)の―,奉仕を定め役をなす/謡曲・羽衣」

あま-おぶね ―ヲブネ [3] 【海人小舟】🔗🔉

あま-おぶね ―ヲブネ [3] 【海人小舟】 ■一■ (名) (1)海産の巻貝。殻は高さ約3センチメートルの半球形。殻表は黒色で,不規則に白帯が巻く。房総以南に分布し,岩礁に多産する。 (2)漁夫の乗る小舟。「―はららに浮きて/万葉 4360」 ■二■ (枕詞) 船が泊まることを「はつ」ということから,地名「泊瀬(ハツセ)」にかかる。「―泊瀬の山に降る雪の/万葉 2347」

あま-がえる ―ガヘル [3] 【雨蛙】🔗🔉

あま-がえる ―ガヘル [3] 【雨蛙】 小形のカエル。体長4センチメートルほど。体は普通上面が緑色,下面は白色であるが,環境により灰褐色などに変化する。四肢の各指に吸盤があり,樹上で生活する。雄はのどに大きな声嚢(ノウ)があり,夕立の降る前に高い声で鳴く。ユーラシアから日本にかけて広く分布。あまごいむし。[季]夏。

大辞林 ページ 138251