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あら-よ 【荒世】🔗🔉

あら-よ 【荒世】 大祓(オオハラエ)の際,御贖物(ミアガモノ)の料として神祇官から天皇に奉る荒栲(アラタエ)の衣。 ⇔和世(ニコヨ)

あら-ら [1] (感)🔗🔉

あら-ら [1] (感) 意外な事態に直面した時などに発する語。

あら-らか [2] 【荒らか】 (形動ナリ)🔗🔉

あら-らか [2] 【荒らか】 (形動ナリ) 荒々しいさま。「戸を―に引開けしは/舞姫(鴎外)」

あら-らか [2] 【粗らか】 (形動ナリ)🔗🔉

あら-らか [2] 【粗らか】 (形動ナリ) (1)粗悪なさま。「ただ―なる東絹(アズマギヌ)どもを/源氏(東屋)」 (2)おおざっぱなさま。こまやかでないさま。「青糸(セイシ)の髪―に/滝口入道(樗牛)」「神武天皇の御代よりいと―にしるせり/増鏡(序)」

あららぎ 【塔】🔗🔉

あららぎ 【塔】 塔(トウ)をいう斎宮の忌み詞。[拾芥抄]

あららぎ [0] 【蘭】🔗🔉

あららぎ [0] 【蘭】 (1)植物イチイの別名。 (2)植物ノビルの古名。「其の―一茎(ヒトモト)/日本書紀(允恭訓)」

あららぎ 【アララギ】🔗🔉

あららぎ 【アララギ】 短歌雑誌。1908年(明治41)千葉県の蕨真(ケツシン)(蕨(ワラビ)真一郎)方から「阿羅々木」として創刊。翌年伊藤左千夫を中心に編集された時から「アララギ」と称し,次いで島木赤彦・斎藤茂吉・土屋文明らが中心となって編集。根岸短歌会の歌誌として出発。万葉調,写生を主張して近代短歌を導き,大正期以降歌壇の主流となり今日に至る。

あららぎ-は 【アララギ派】🔗🔉

あららぎ-は 【アララギ派】 短歌雑誌「アララギ」に拠る一派。伊藤左千夫・島木赤彦・斎藤茂吉・土屋文明・五味保義らを中心とし,同人に古泉千樫(チカシ)・中村憲吉・今井邦子・高田浪吉・結城哀草果・佐藤佐太郎・柴生田稔・近藤芳美らが参加。

あらら・げる [4] 【荒らげる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 あらら・ぐ🔗🔉

あらら・げる [4] 【荒らげる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 あらら・ぐ 荒々しくする。荒くする。「声を―・げる」

あらら-せんにん 【阿羅邏仙人】🔗🔉

あらら-せんにん 【阿羅邏仙人】 〔梵 raklma〕 出家した釈迦が最初に教えを求めた仙人。

大辞林 ページ 138359