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あり-がほ・し 【在りが欲し】 (連語)🔗⭐🔉
あり-がほ・し 【在りが欲し】 (連語)
〔「ほし」は接尾語〕
住んでいたい。「―・し住みよき里が荒るらく惜しも/万葉 1059」
あり-がよ・う ―ガヨフ 【在り通ふ】 (動ハ四)🔗⭐🔉
あり-がよ・う ―ガヨフ 【在り通ふ】 (動ハ四)
〔「ありかよう」とも〕
いつも通う。常に通う。「千年に欠くることなく万代(ヨロズヨ)に―・はむと/万葉 3236」
あり-きたり [0] 【在り来り】 (名・形動)[文]ナリ🔗⭐🔉
あり-きたり [0] 【在り来り】 (名・形動)[文]ナリ
従来と同じで,新味や工夫のない・こと(さま)。「―の解釈」
ありきぬ-の 【あり衣の】 (枕詞)🔗⭐🔉
ありきぬ-の 【あり衣の】 (枕詞)
(1)重ねて着ることから,「三重」にかかる。「―三重の子が/古事記(下)」
(2)衣ずれの音から,「さゑさゑ」にかかる。「―さゑさゑしづみ/万葉 3481」
(3)貴重であったことから,「宝」にかかる。「―宝の子らが/万葉 3791」
(4)同音から,「ありて」にかかる。「―ありて後にも逢(ア)はざらめやも/万葉 3741」
あり-きり 【有り限】🔗⭐🔉
あり-きり 【有り限】
〔「きり」は接尾語〕
あるだけ全部。ありったけ。ありっきり。「此酒の―にあそぶなれば/浮世草子・一代女 2」
あり-ぎれ [0] 【有り切れ】🔗⭐🔉
あり-ぎれ [0] 【有り切れ】
ありあわせの布。はぎれ。
あり・く 【歩く】 (動カ四)🔗⭐🔉
あり・く 【歩く】 (動カ四)
(1)あちらこちらと移動する。「ただ空しき風にまかせて―・く/竹取」
(2)あるく。徒歩で行く。「石階おりのぼりなどすれば,―・く人こうじて/蜻蛉(中)」
(3)訪ねる。出かける。「よろこびに―・きなどすれば,いとあはれにうれしき心ちす/蜻蛉(中)」
(4)(多く動詞の連用形の下に付けて)月日を送る。動作を継続する。「限なくかなしとのみおもひ―・くほどに/大和 13」
あり・く 【在り来】 (動カ変)🔗⭐🔉
あり・く 【在り来】 (動カ変)
年月がたってずっと続いてきている。「古(イニシエ)ゆ―・きにければこごしかも岩の神さび/万葉 4003」
あり-くい ―クヒ [0][2][3] 【蟻食・食蟻獣】🔗⭐🔉
あり-くい ―クヒ [0][2][3] 【蟻食・食蟻獣】
アリクイ科の哺乳類の総称。口は小さくて歯がなく,頭部は筒状で細長い口吻(コウフン)が突出する。蟻塚をこわし,ひも状の長い舌でアリ・シロアリなどをなめて食う。オオアリクイ・コアリクイ・ヒメアリクイの三種があり,中南米の森林にすむ。
大辞林 ページ 138372。