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あん-どん [0] 【暗鈍・闇鈍】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

あん-どん [0] 【暗鈍・闇鈍】 (名・形動)[文]ナリ 道理に暗く鈍いこと。きわめて愚かなこと。また,そのさま。「愚痴―」

あんな アンワ 【安和】🔗🔉

あんな アンワ 【安和】 年号(968.8.13-970.3.25)。康保の後,天禄の前。冷泉(レイゼイ)・円融天皇の代。

あんな-の-へん アンワ― 【安和の変】🔗🔉

あんな-の-へん アンワ― 【安和の変】 969年(安和2)藤原氏が,左大臣源高明・橘繁延らに皇太子廃立の企てありとして,左遷・流罪に処した政変。源満仲の密告に乗じた他氏排斥の謀略で,以後藤原氏の全盛期を迎える。

あんな [0] (形動)🔗🔉

あんな [0] (形動) (1)物事の程度や状態があのようであるさま。あのよう。「―人は二度と出ない」「―姿にはなりたくない」 (2)下の連体修飾語の意を強める。あのように。「―静かな所はない」 〔(1)連体形に「あんな」「あんなな」の二形がある。連体形として一般には「あんな」が用いられるが,接続助詞「のに」「ので」に付くときは「あんなな」の形が用いられる。「状態があんななので,行くのを取りやめた」(2)この語を連体詞とする説もあるが,「―にいい人はいない」のように「あんなに」として,また右の「あんなな」の例のように,述語としても用いられるので,形容動詞とする〕 →こんな →そんな

あん-ない [3] 【案内】 (名)スル🔗🔉

あん-ない [3] 【案内】 (名)スル (1)人を,その希望する所へ導いて行くこと。「―所」「先に立って―する」 (2)説明したりしながら人にある場所などを見せてまわること。また,その人。「館内を―する」「―人」 (3)物事の詳細,事情を知らせること。しらせ。「入学―」「―図」「―状」 (4)事情や様子をよく知っていること。「その方面には不―だ」 →ごあんない (5)人の来訪や用向きを伝えること。取り次ぎ。「受付で―を請う」 (6)文書,文案の内容。また特に,官庁の先例や内規を書写した文書。「頭の弁して―は奏せさせ給ふめり/紫式部日記」 (7)詳細や事情を尋ねること。「露ばかりにても,漏らし奏し給ふ事やありしと―したまへど/源氏(薄雲)」 〔中古の仮名書きの文では「ん」を表記せずに「あない」と書くことが多い。上代から文案の内容の意で用いられ,中古以降,内容・事情の意となった。「案内申す」から(3)(5)の意が生じた〕

大辞林 ページ 138482