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い-げつ ― [1] 【遺🔗🔉

い-げつ ― [1] 【遺】 (1)父の死後に残された子供。わすれがたみ。 (2)滅亡した家の血すじをひくもの。残党。「国学の―」

いけ-づくり [3] 【生け作り・生け造り・活け造り】🔗🔉

いけ-づくり [3] 【生け作り・生け造り・活け造り】 (1)生きたままの鯉(コイ)・鯛(タイ)などを頭・尾・大骨はそのままに肉をそいで刺身に作り,もとの形に並べた料理。いきづくり。姿づくり。 (2)新鮮な魚の刺身。

いけどう-ずり 【いけどう掏摸】🔗🔉

いけどう-ずり 【いけどう掏摸】 〔「いけ」「どう」ともに接頭語〕 すりをののしっていう語。また,一般に人をののしっていう。ずうずうしいやつ。「女房子供の身の皮剥ぎ,その金でおやま狂ひ,―め/浄瑠璃・天の網島(中)」

いけ-どし 【いけ年】🔗🔉

いけ-どし 【いけ年】 相当の年輩。いい年。「能(イイ)―をして,いつまで居候に成てゐる気だ/滑稽本・浮世床(初)」

いけ-どの 【池殿】🔗🔉

いけ-どの 【池殿】 京都の六波羅蜜寺の西にあった平頼盛(ヨリモリ)の邸宅。また,頼盛の通称。

いけ-どり [0] 【生け捕り・生け擒】🔗🔉

いけ-どり [0] 【生け捕り・生け擒】 人や動物を生きたまま捕らえること。また,その人や動物。「敵将を―にする」

いけ-ど・る [0][3] 【生け捕る】 (動ラ五[四])🔗🔉

いけ-ど・る [0][3] 【生け捕る】 (動ラ五[四]) 人・動物を生きたままつかまえる。捕虜にする。「殺すな。―・れ」 [可能] いけどれる

いけない (連語)🔗🔉

いけない (連語) 〔「行(イ)く」の可能動詞「行ける」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの〕 (1)「悪い」の婉曲(エンキヨク)な言い方。よくない。「この文章はここが―ない」「タバコは体に―ない」 (2)悪い結果をもたらした行為について,それは非難されるべきである,という話し手の気持ちを表す。「お前がよく注意していなかったのが―ないんだ」「思っていたことを話しただけだけど,何か―ないことを言ったかしら」 (3)回復の見込みがない状態であるということを表す。「会社は円高で―なくなった」 (4)(用言の連用形に「…て(で)いけない」の形で付いて)…という点が非常に困るという意を表す。「木の椅子(イス)は腰が冷えて―ない」「この部屋はどうにも寒くて―ない」「彼の絵はどれも陰気で―ない」 (5)(用言の終止形に「…といけない」の形で付いて)(ア)そのような事態・状態になると,そのものにとってよくないという意を表す。「この薬は湿気ると―ないそうだ」(イ)(「…といけないから」「…といけないので」などの形で)そのような事態・状態が予想されるが,それに対する備えが必要だという話し手の気持ちを表す。「雨が降ると―ないから,傘を持って行きなさい」「山の上は寒いと―ないので,コートを持って行きます」 (6)(用言の連用形に「…て(で)はいけない」の形で付いて)何らかの理由や規則によって,…してはならない,…であってはだめだなどの意を表す。「熱のある人は風呂に入っては―ない」「定形郵便物は五〇グラムより重くては―ない」「登校の際の服装はあまり派手では―ない」 (7)(動詞の未然形に「…なくてはいけない」「…なければいけない」の形で付いて)何らかの理由・規則によって,…する必要・義務があるの意を表す。…しなければならない。「九時までに,うちへ帰らなくては―ない」「借金は期日までに返済しなければ―ない」 〔この語の丁寧な言い方は「いけません」〕

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