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いけの-せいいちろう ―セイイチラウ 【池野成一郎】🔗🔉

いけの-せいいちろう ―セイイチラウ 【池野成一郎】 (1866-1943) 植物学者。東京生まれ。帝国大学農科大学教授。1896年(明治29)ソテツの精子を発見,種子植物とシダ植物の類縁を明確にし,植物分類学に貢献。ローマ字論者で「実験遺伝学」をローマ字で著す。

いけ-の-ぜんに 【池禅尼】🔗🔉

いけ-の-ぜんに 【池禅尼】 平安末期の女性。平忠盛の後妻。藤原宗兼の娘。平家盛・頼盛の母。平治の乱で捕らえられた源頼朝の助命を請い命を救った。生没年未詳。

いけ-の-たいが 【池大雅】🔗🔉

いけ-の-たいが 【池大雅】 ⇒いけたいが(池大雅)

いけ-の-だいなごん 【池大納言】🔗🔉

いけ-の-だいなごん 【池大納言】 平頼盛(タイラノヨリモリ)の通称。

いけのぼう イケノバウ [3] 【池坊】🔗🔉

いけのぼう イケノバウ [3] 【池坊】 〔京都の紫雲山頂法寺(通称は六角堂)の坊の名〕 生け花の流派名。また,この流派の家元の姓。

いけのぼう-せんけい イケノバウ― 【池坊専慶】🔗🔉

いけのぼう-せんけい イケノバウ― 【池坊専慶】 池坊立花(タテハナ)の開祖。長禄・寛正年間(1457-1466)に活躍。室町将軍家の同朋衆のものとはことなる立花を立てて有名になる。生没年不詳。

いけのぼう-せんこう イケノバウセンカウ 【池坊専好】🔗🔉

いけのぼう-せんこう イケノバウセンカウ 【池坊専好】 (1)(初代)(1536-1621) 安土桃山・江戸初期の立花(タテハナ)師。立花の構成理論を儒教に求め,自然界の景色を表現するものとした。 (2)(二代)(1570-1658) 江戸前期の立花師。初代の理論に仏教をも加え,立花の構成理論をより緻密にした。後水尾天皇の宮廷を中心に活躍した。 (3)(三代)(1680-1734) 元禄末期から享保期にかけて活躍した立華(リツカ)師。立華の整理と伝統の維持に努めた。

いけのぼう-せんのう イケノバウセンオウ 【池坊専応】🔗🔉

いけのぼう-せんのう イケノバウセンオウ 【池坊専応】 (1482-1543) 室町時代の六角堂の住僧。専慶のあとをうけ,立花(タテハナ)を造形芸術とし,その表現法を明らかにした。伝書に「池坊専応口伝」がある。

いけのもくず ―モクヅ 【池の藻屑】🔗🔉

いけのもくず ―モクヅ 【池の藻屑】 歴史物語。一四巻。荒木田麗女作。1771年成立。「増鏡」の後を受け,後醍醐天皇から後陽成天皇まで一四代270年間を,「太平記」「吉野拾遺」などをもとに,老尼が物語る形式で記す。

大辞林 ページ 138631