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いそ-ぜせり 【磯り】🔗🔉

いそ-ぜせり 【磯り】 (1)磯辺をあちらこちらと歩きまわって獲物をあさること。 (2)〔遊郭で,格の高い遊女と遊ぶのを「沖をこぐ」などというのに対して〕 近世,上方で安い売女や素人女を相手に遊ぶことをいう。磯狂い。「若い時―して来たわろで/浮世草子・禁短気」

いそだ 【磯田】🔗🔉

いそだ 【磯田】 姓氏の一。

いそだ-こういち ―クワウイチ 【磯田光一】🔗🔉

いそだ-こういち ―クワウイチ 【磯田光一】 (1931-1987) 文芸評論家。神奈川県生まれ。東大卒。戦後文学の再検討に始まり,文学史を総合的に捉える批評スタイルを確立。「殉教の美学」「思想としての東京」「永井荷風」など。

いそだ-こりゅうさい 【磯田湖竜斎】🔗🔉

いそだ-こりゅうさい 【磯田湖竜斎】 江戸中期の浮世絵師。鈴木春信の影響を受け,錦絵の美人画をよくした。生没年未詳。代表作「雛形若菜の初模様」

いそ-ちどり [3] 【磯千鳥】🔗🔉

いそ-ちどり [3] 【磯千鳥】 (1)磯にいる千鳥。浜千鳥。[季]冬。 (2)海産の巻貝。貝殻は殻高1センチメートル足らずの長方形の笠形で,三本の放射稜がある。アワビなどの殻に着生する。本州中部以南の暖・熱帯の沿岸に分布。 (3)地歌・箏(ソウ)曲の曲名。京流手事物。原曲(地歌)は文化・文政期(1804-1829),橘岐山作詞,菊岡検校作曲。箏の手付けは八重崎検校。

いそ-づたい ―ヅタヒ [3] 【磯伝い】🔗🔉

いそ-づたい ―ヅタヒ [3] 【磯伝い】 磯辺をつたって行くこと。

イソップ Aesop; sop🔗🔉

イソップ Aesop; sop 「イソップ物語」の作者とされる伝説的な古代ギリシャの寓話作家。紀元前六世紀前半頃の人。奴隷の身分であったという。 〔ギリシャ語名アイソポスの英語形〕

イソップ-ものがたり 【―物語】🔗🔉

イソップ-ものがたり 【―物語】 イソップの作と伝えられる寓話集。動物を主人公にして,風刺的に人間のモラルを説いた部分と,イソップ自身とその主人などをめぐる部分とからなる。 →伊曾保(イソホ)物語

いそ-づり [0] 【磯釣(り)】🔗🔉

いそ-づり [0] 【磯釣(り)】 磯でする釣り。

いそ-な 【磯菜】🔗🔉

いそ-な 【磯菜】 磯辺に生えて食用となる植物の総称。いそなぐさ。「―つむめざし濡らすな/古今(大歌所)」

大辞林 ページ 138732