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いたわ・る イタハル [3] 【労る】 (動ラ五[四])🔗🔉

いたわ・る イタハル [3] 【労る】 (動ラ五[四]) (1)困っている人や病人などに同情の気持ちをもってやさしく接する。大事にする。「年寄りを―・る」「患者を―・る」 (2)慰労する。苦労をねぎらう。「部下を―・る」 (3)養生をする。「病の身を―・る」 (4)苦心する。骨折る。「心ことに設けの物など―・りてし給へ/宇津保(俊蔭)」 (5)病気になる。「日ごろ―・る所侍りて院にも内にも参り侍らぬ/宇津保(国譲下)」

い-たん ― [0] 【畏憚】 (名)スル🔗🔉

い-たん ― [0] 【畏憚】 (名)スル おそれはばかること。「魯矢亜(ロシア)の―する所は英に非ずして/日本開化小史(卯吉)」

い-たん [0] 【異端】🔗🔉

い-たん [0] 【異端】 その時代の大多数の人から,正統と認められているものから外れているか,それに反対する立場であること。 ⇔正統

いたん-し [2] 【異端視】 (名)スル🔗🔉

いたん-し [2] 【異端視】 (名)スル 異端(者)であると見ること。異端(者)として扱うこと。「その説は学界から―された」

いたん-じ [2] 【異端児】🔗🔉

いたん-じ [2] 【異端児】 ある世界で,その主流には属さないが,特異な存在として注目を集めている人。「金融界の―」

いたん-しゃ [2] 【異端者】🔗🔉

いたん-しゃ [2] 【異端者】 正統から外れた思想・信仰をもつ人。「―扱いをされる」

いたん-しんもん [4] 【異端審問】🔗🔉

いたん-しんもん [4] 【異端審問】 カトリック教会で,異端者を追及・処罰するためなされた裁判。一三世紀以降南ヨーロッパを中心に広く行われた。審問官は教皇が任命。その尋問録は当時の民衆の世界を知る貴重な史料。

い-だん [1] 【い段・イ段】🔗🔉

い-だん [1] 【い段・イ段】 五十音図の第二段。母音にイをもつ音の総称。い・き・し・ち・に・ひ・み・い・り・ゐ。イ列。 →五十音図

いち [1] 【市】🔗🔉

いち [1] 【市】 (1)多くの人が集まって物を売買する場所。律令制時代には,官設の市が平城京・平安京それぞれの東西にひらかれ,地方の国府にも設けられた。中世以後,交通の要地に設けられ,また次第に定期市として発達し,貨幣の流通によって交換の場から商業市場へと発展。「縁日には―が立つ」 (2)多くの人が集まるところ。 →市をなす (3)まち。市街。「数ならぬわが身は―の溝なれや行きかふ人の越えぬなければ/散木奇歌集」

大辞林 ページ 138768