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いち-ざ [2] 【一座】 (名)スル🔗⭐🔉
いち-ざ [2] 【一座】 (名)スル
(1)同じ場所に居合わせること。同席。「二,三度―為た事のある初緑と云ふ花魁/今戸心中(柳浪)」
(2)そこに居合わせた人全員。満座。「―の人々はどっと笑った」
(3)宴会などの催し事。「―の余興」
(4)同じ興行に参加する役者・芸人などの一団。「旅回りの―」
(5)物を数える時に使う。(ア)(仏像などの)一体。(イ)(神社の)一社。(ウ)(説法・連歌・俳諧・茶事などの)一回。一席。(エ)(連歌・俳諧の作品)一巻。
(6)第一の上席。一番上等の席。首席。また,そこに座ること。「諸僧,―より次第に鉢を飛ばせて物を受く/宇治拾遺 13」
いちざ-あそび 【一座遊び】🔗⭐🔉
いちざ-あそび 【一座遊び】
遊里で,複数の客が各自のあいかたとともに一座に集まって遊ぶこと。「―は如法めく/浄瑠璃・油地獄(下)」
いちざ-いっく-もの [6][2] 【一座一句物】🔗⭐🔉
いちざ-いっく-もの [6][2] 【一座一句物】
連歌・連句一巻(百韻を基準とする)のうち,一句にしか出してはならない言葉。鹿・猿・若菜・躑躅(ツツジ)・昔・夕暮れなど。一座一句。一句物。
いちざ-かかり 【一座掛】🔗⭐🔉
いちざ-かかり 【一座掛】
江戸時代,寺社・町・勘定の三奉行および目付が毎月式日を定め,評定所で合議によって訴訟を裁いたこと。
いちざ-こんりゅう ―リフ [2] 【一座建立】🔗⭐🔉
いちざ-こんりゅう ―リフ [2] 【一座建立】
(1)能楽などで一座を経営すること。
(2)茶道で,主客に一体感を生ずるほど充実した茶会となること。茶会の目的の一つとされる。
いちざ-ながれ 【一座流れ】🔗⭐🔉
いちざ-ながれ 【一座流れ】
遊女と遊客の,その場限りの関係。「さすが―の勤めの者,義理知らず偽り者と/浄瑠璃・天の網島(下)」
いちざ-の-せんじ 【一座の宣旨】🔗⭐🔉
いちざ-の-せんじ 【一座の宣旨】
宮中席次の第一位につくことを許す旨の宣旨。摂政・関白は位階の順位にかかわりなくこの宣旨を被り,上座につく。
いち-さかき 【
】 (枕詞)🔗⭐🔉
いち-さかき 【
】 (枕詞)
〔「いちさかき」はヒサカキの別名〕
ヒサカキが小さな紫黒色の実を多くつけるところから「実多し」にかかる。「―実の多けくを/古事記(中)」
】 (枕詞)
〔「いちさかき」はヒサカキの別名〕
ヒサカキが小さな紫黒色の実を多くつけるところから「実多し」にかかる。「―実の多けくを/古事記(中)」
いち-さがり [3] 【一下り】🔗⭐🔉
いち-さがり [3] 【一下り】
三味線の調弦法の一。本調子に比べて第一弦が一全音(長二度)だけ下がっている調弦。
大辞林 ページ 138784。