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いち-じ [2] 【一字】🔗⭐🔉
いち-じ [2] 【一字】
(1)一つの文字。
(2)〔一文銭の表に四文字あるところから〕
一文の四分の一。二分五厘。また,ごくわずかの金額のこと。
→一銭一字
いちじ-いっく [4] 【一字一句】🔗⭐🔉
いちじ-いっく [4] 【一字一句】
文を構成する一つの文字,一つの語句。わずかな言葉。「―たりともおろそかにしない」
いちじ-いっせききょう ―キヤウ [2]-[0] 【一字一石経】🔗⭐🔉
いちじ-いっせききょう ―キヤウ [2]-[0] 【一字一石経】
供養を目的として経文を一個の小石に一字ずつ書いて埋納したもの。礫石(レキセキ)経。
→経石(キヨウイシ)
いちじ-いっせきとう ―タフ [2]-[4] 【一字一石塔】🔗⭐🔉
いちじ-いっせきとう ―タフ [2]-[4] 【一字一石塔】
一字一石経を埋めた上に建てた塔。
いちじ-がき [0] 【一字書き】🔗⭐🔉
いちじ-がき [0] 【一字書き】
(1)一枚の紙に一字ずつ書くこと。
(2)字体をくずして一筆に書き下すこと。続け書き。一筆(ヒトフデ)書き。「大和屋伝兵衛を―/浄瑠璃・天の網島(下)」
いちじ-きんりん-ぶっちょうそん ―ブツチヤウソン 【一字金輪仏頂尊】🔗⭐🔉
いちじ-きんりん-ぶっちょうそん ―ブツチヤウソン 【一字金輪仏頂尊】
〔仏〕 密教で大日如来が最高の境地に入った時に説いた真言
(勃
(ボロン))の一字を人格化した仏。一字金輪。いちじこんりんぶつ。また,一字金輪仏を本尊とする修法を一字金輪法という。一字金輪仏頂。
(勃
(ボロン))の一字を人格化した仏。一字金輪。いちじこんりんぶつ。また,一字金輪仏を本尊とする修法を一字金輪法という。一字金輪仏頂。
いちじ-ごめん [2] 【一字御免】🔗⭐🔉
いちじ-ごめん [2] 【一字御免】
⇒一字拝領(ハイリヨウ)
いちじ-さんらい [2]-[0] 【一字三礼】🔗⭐🔉
いちじ-さんらい [2]-[0] 【一字三礼】
経文を書き写す時,一字写すごとに,三度礼拝すること。「法花経―に書かせ給ひて/増鏡(浦千鳥)」
いちじ-じょう ―ジヤウ [3] 【一字状】🔗⭐🔉
いちじ-じょう ―ジヤウ [3] 【一字状】
将軍や大名が自分の名の一字を家臣に与える旨を記した文書。室町・戦国時代盛行。一字書き出し。
いちじ-せんきん [2] 【一字千金】🔗⭐🔉
いちじ-せんきん [2] 【一字千金】
〔秦の呂不韋(リヨフイ)がその著「呂氏春秋」を咸陽(カンヨウ)の都の城門に置いて,書中の一字でも添削できた者には千金を与えようと言った「史記(呂不韋伝)」の故事から〕
(1)一字が千金に値するほどの立派な文字や文章。
(2)〔一字の教えが千金に値するという意から〕
師匠の恩などの深く厚いこと。「御志の今までも―なり/謡曲・雷電」
大辞林 ページ 138785。