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いちもく-じゅうぎょう ―ジフギヤウ [2]-[1] 【一目十行】🔗🔉

いちもく-じゅうぎょう ―ジフギヤウ [2]-[1] 【一目十行】 〔北斉書(河南王孝瑜伝)〕 ひと目で一〇行の文字を読むこと。読書力の優れていること。

いちもく-りょうぜん ―レウ― [0][2] 【一目瞭然】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

いちもく-りょうぜん ―レウ― [0][2] 【一目瞭然】 (名・形動)[文]ナリ ひと目見てはっきりわかる・こと(さま)。「両者の違いは―だ」

いち-もつ [0] 【一物】🔗🔉

いち-もつ [0] 【一物】 (1)一つの物。わずかの物。 (2)露骨に口に出すことがはばかられる時,代わりに使う語。「腹に―(=タクラミ)ある男」「かの―(=金品)をとりこみける/黄表紙・高慢斎行脚日記」 (3)「陰茎」をいう隠語。

いち-もつ [0] 【逸物】🔗🔉

いち-もつ [0] 【逸物】 群を抜いて優れているもの。いちもち。いちぶつ。いつもつ。いつぶつ。「乗たる馬…いみじき―にてありければ/宇治拾遺 1」

いちもの-づくり 【一物作り】🔗🔉

いちもの-づくり 【一物作り】 〔国にとって第一に大切な物を作る者の意〕 農夫。百姓。「春先は,在々の鋤鍬迄も楽々と,遊びがちなる―/浄瑠璃・菅原」

いち-もん [2] 【一文】🔗🔉

いち-もん [2] 【一文】 (1)穴あき銭一枚。一貫文の千分の一。 →文(モン) (2)ごく少額の金銭。わずかな金額。 (3)一つの文字。一字。

――にもならない🔗🔉

――にもならない 苦労をしても,なんの利益もない。一文(一円)の得にもならない。

いちもん-おしみ ―ヲシミ [5] 【一文惜しみ】🔗🔉

いちもん-おしみ ―ヲシミ [5] 【一文惜しみ】 ごくわずかな金銭をも惜しむこと。また,その人。極端なけちんぼう。「―の百知らず(ワズカナ出費ヲ惜シンデ,大キナ損失ヲ招クノニ気ヅカナイコト)」

いちもん-がし ―グワ― [5][3] 【一文菓子】🔗🔉

いちもん-がし ―グワ― [5][3] 【一文菓子】 安価で下等な菓子。駄菓子。

いちもん-きなか 【一文半銭】🔗🔉

いちもん-きなか 【一文半銭】 〔「きなか」は「寸半」の意。一文銭の直径一寸(ヒトキ)(=いっすん)の半分の意から〕 ごくわずかな金銭。いちもんはんせん。

いちもん-せん [0] 【一文銭】🔗🔉

いちもん-せん [0] 【一文銭】 (1)一枚が一文にあたる穴あき銭。時代により各種発行された。明治時代には一〇枚が一銭とされた。 (2)きわめてわずかな銭。「―か生爪(ナマヅメ)か(=一文銭ヲ出スノト生爪ヲハガスノトガ同ジクライ苦痛ダトイウ程ケチデアルコト)」「―を割って使う(=ケチノタトエ)」

大辞林 ページ 138820