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いっ-き [1] 【一揆】🔗🔉

いっ-き [1] 【一揆】 (1)室町中期以降,支配者の圧政に反抗した農民や一向宗信徒などが徒党を組んで起こした武装蜂起(ホウキ)。「土一揆」「一向一揆」「百姓一揆」など。 (2)鎌倉・室町時代,同族の武士などが共通の利害関係に基づいて政治的・軍事的に団結して進退をともにすること。また,その組織。「白旗一揆」など。 (3)心を同じにすること。一致団結。「坂東・坂西・藤・橘・伴の者共五百騎づつ―を結んで/太平記 25」

いっ-き [1] 【一簣】🔗🔉

いっ-き [1] 【一簣】 (1)一つのもっこ。また,それに盛った土。「九仞(キユウジン)の功を―に虧(カ)く」 (2)わずかの量。

――の功🔗🔉

――の功 〔「書経(旅)」より〕 最後の努力。最後の骨折り。 →九仞(キユウジン)

いっ-き [1] 【一騎】🔗🔉

いっ-き [1] 【一騎】 馬に乗った一人の将兵。

いっき-うち [3] 【一騎討ち・一騎打ち】🔗🔉

いっき-うち [3] 【一騎討ち・一騎打ち】 敵味方が一騎ずつで勝負すること。「大将どうしの―」

いっき-とうせん ―タウ― [1][1]-[0] 【一騎当千】🔗🔉

いっき-とうせん ―タウ― [1][1]-[0] 【一騎当千】 〔古くは「いっきとうぜん」とも〕 一騎で千人の敵を相手にできるほど強いこと。一人(イチニン)当千。「―のつわもの」

いっ-き [1] 【一饋】🔗🔉

いっ-き [1] 【一饋】 一回の食事。

――に十起🔗🔉

――に十起 〔夏の禹(ウ)王が士を迎え政治に熱心であったという「淮南子(氾論訓)」の故事による〕 食事中に一〇回も座を起(タ)つの意で,政治に熱心なこと。

いっ-き [1] 【逸気】🔗🔉

いっ-き [1] 【逸気】 (1)すぐれた気質。世俗を超越した気風。「―のある文章」 (2)気持ちがいさみたつこと。「―になる」

いっ-き [0][1] 【逸機】 (名)スル🔗🔉

いっ-き [0][1] 【逸機】 (名)スル 適当な時機を逃してしまうこと。特にスポーツで,チャンスをのがすこと。

いつき 【斎】🔗🔉

いつき 【斎】 (1)心身をきよめて神に仕えること。また,その人。特に斎宮・斎院。「賀茂の―には,孫王の居給ふ例多くもあらざりけれど/源氏(賢木)」 (2)神をまつる場所。「隼は天に上り飛び翔(カケ)り―が上の鷦鷯(サザキ)取らさね/日本書紀(仁徳)」

大辞林 ページ 138842