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いっぺん-こっきり [5] (副)🔗🔉

いっぺん-こっきり [5] (副) 一度だけ。一度限り。「金を貸すのは―だよ」

いっぺん-に [3] 【一遍に】 (副)🔗🔉

いっぺん-に [3] 【一遍に】 (副) いちどきに。一度に。「―そんなに食べられない」「―解決する」

いっぺん 【一遍】🔗🔉

いっぺん 【一遍】 (1239-1289) 鎌倉中期の僧。時宗の開祖。伊予の豪族河野通広の子。諱(イミナ)は智真。諡(オクリナ)は円照大師。延暦寺で天台宗を学び,太宰府で法然の孫弟子で西山派の聖達を師とする。のち熊野本宮に参籠して霊験を得,名を一遍と改める。念仏札を配る諸国遊行に出て,各地で念仏や踊り念仏を勧めた。そのため遊行上人(ユギヨウシヨウニン)・捨聖(ステヒジリ)ともいわれた。その教説をまとめたものに「一遍上人語録」などがある。

いっぺん-しょうにんえでん ―シヤウニンデン 【一遍上人絵伝】🔗🔉

いっぺん-しょうにんえでん ―シヤウニンデン 【一遍上人絵伝】 一遍の遊行の生涯を描いた絵巻。模本を含めて多くの伝本があるが,1299年成立の聖戒(シヨウカイ)編「一遍聖(ヒジリ)絵」(一二巻,京都歓喜光寺蔵)の系統と,1307年頃成立の宗俊編「一遍上人縁起絵」(一〇巻)の系統とに大別される。特に歓喜光寺本は,法眼円伊筆で,宋画の描法をとり入れたすぐれた大和絵として知られ,当時の生活資料としても重要。国宝。

いっぺん-しょうにんごろく ―シヤウニン― 【一遍上人語録】🔗🔉

いっぺん-しょうにんごろく ―シヤウニン― 【一遍上人語録】 一遍の法語,和讃などを集めたもの。編集は一八世紀後半。

いっ-ぺん [3][0] 【一編・一篇】🔗🔉

いっ-ぺん [3][0] 【一編・一篇】 (1)一つのまとまった文章・詩・小説・論文など。 (2)いくつかの文章をまとめた書物一つ。 (3)一つの小説・論文などの,内容を区分した最初のひとまとまり。

いっ-ぽ [1] 【一歩】🔗🔉

いっ-ぽ [1] 【一歩】 (1)足の運び一つ。ひとあし。「千里の道も―から」 (2)少しの程度。少しの段階。「敵に―先んずる」「―も進歩していない」 (3)書名(別項参照)。

大辞林 ページ 138897