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いもせ-どり 【妹背鳥】🔗🔉

いもせ-どり 【妹背鳥】 (1)セキレイの異名。 (2)〔近世女性語〕 ホトトギス。

いもせ-むすび 【妹背結び】🔗🔉

いもせ-むすび 【妹背結び】 夫婦の縁を結ぶこと。縁結び。「いまはの晴れと嗜みし一世一度の―/浄瑠璃・会稽山」

いもせ-やま 【妹背山】🔗🔉

いもせ-やま 【妹背山】 川などを隔てて向かい合う二つの山を夫婦・兄妹になぞらえて呼ぶ語。奈良県吉野川北岸の妹山と南岸の背山,和歌山県紀川北岸の背山と南岸の妹山は歌枕として知られる。「流れては妹背の山のなかにおつる吉野の河のよしや世中/古今(恋五)」

いもせやまおんなていきん ―ヲンナ― 【妹背山婦女庭訓】🔗🔉

いもせやまおんなていきん ―ヲンナ― 【妹背山婦女庭訓】 人形浄瑠璃,時代物。近松半二らの合作。1771年初演。題材は大職冠(タイシヨカン)物。藤原鎌足(カマタリ)の蘇我入鹿(ソガノイルカ)討伐を主題に,絹掛柳や三輪山伝説を取り入れて脚色したもの。

いも-だい [0][2] 【芋台】🔗🔉

いも-だい [0][2] 【芋台】 芋の茎や葉を作りつけた台。芋は子が多くできるところから,子孫繁栄を願って婚礼の飾り物とした。

いもち-びょう ―ビヤウ [0] 【稲熱病】🔗🔉

いもち-びょう ―ビヤウ [0] 【稲熱病】 イネいもち病菌の寄生によるイネの病害。感染は分生胞子による。普通,葉に褐色・紡錘形の病斑ができ,中心部から白化し,次第に茎や穂に広がる。感染株でさらに胞子ができ,二次感染が起こる。イネの病害では最も多く,低温多湿の年に多発しやすい。

いも-ちゃしゃく [3] 【芋茶杓】🔗🔉

いも-ちゃしゃく [3] 【芋茶杓】 茶杓の一。象牙(ゾウゲ)製。すくう部分が笹の葉状で,細い柄の末端に小球がつく。のちには竹・木で作られるようになった。本来は中国唐代の薬匙とされる。

いも-つぎ [0][4] 【芋継(ぎ)】🔗🔉

いも-つぎ [0][4] 【芋継(ぎ)】 (1)煉瓦(レンガ)積みや石積みで,縦目地が二段以上連続する継ぎ方。構造上の弱点となるので普通は避ける。芋目地(イモメジ)。芋。 (2)継手の一。一方の木材に(ホゾ)を作り,これを他方の穴にはめ込む継ぎ方。芋。

大辞林 ページ 139020