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い-もり ― [1] 【井守・蠑🔗🔉

い-もり ― [1] 【井守・蠑】 有尾目の両生類。雌は体長約10センチメートル。雄はやや小形。体は黒ないし黒褐色で,腹面に赤色または橙黄(トウコウ)色の斑紋がある。池沼・小川などにすむ。黒焼きにしたものは媚薬(ビヤク)・強壮剤とされる。本州・四国・九州および周辺の島に分布。アカハラ。[季]夏。《浮み出て底に影ある―かな/虚子》

いもり-の-くろやき ― [1] 【井守の黒焼(き)】🔗🔉

いもり-の-くろやき ― [1] 【井守の黒焼(き)】 イモリの雌雄をいっしょに焼いて粉末にしたもの。媚薬(ビヤク)として用いられた。思う相手にこっそり振りかけたり,酒に入れて飲ませたりすると効き目があるという俗信がある。

い-もん [1][0] 【倚門】🔗🔉

い-もん [1][0] 【倚門】 門によりかかること。倚閭(イリヨ)。

いもん-の-ぼう ―バウ 【倚門の望】🔗🔉

いもん-の-ぼう ―バウ 【倚門の望】 〔戦国策(斉策)〕 門によりかかって遠くを見ること。子の帰るのを待ちわびる母の情をいう。倚閭(イリヨ)の望。

い-もん ― [0] 【慰問】 (名)スル🔗🔉

い-もん ― [0] 【慰問】 (名)スル (病気・災害などで苦しみ悩んでいる人を)訪ね慰めること。「被災者を―する」

いもん-ぶくろ ― [4] 【慰問袋】🔗🔉

いもん-ぶくろ ― [4] 【慰問袋】 戦地の兵士などを慰めるために,日用品や手紙を入れて送った袋。

いや ヤ 【礼】 (名)スル🔗🔉

いや ヤ 【礼】 (名)スル (1)敬うこと。礼儀。うや。「主人の―を尽す/日本書紀(神代下訓)」 (2)敬意を表して頭を下げること。「―たてまつりて堂に昇る/読本・雨月(仏法僧)」

いや 【祖谷】🔗🔉

いや 【祖谷】 徳島県西部,吉野川支流の祖谷川と松尾川流域一帯の呼称。日本三大秘境の一つとされ,平家落人伝説を伝える。祖谷渓(イヤダニ)にかかる蔓橋(カズラバシ)は有名。

いや [2] 【嫌・厭】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

いや [2] 【嫌・厭】 (形動)[文]ナリ (1)きらうさま。欲しないさま。「―になる」「―なら行かなくてもいいんだよ」「顔を見るのも―だ」 (2)不愉快なさま。「―な顔をする」 (3)好ましくないさま。「―な予感がする」「人の弱みにつけこむ―なやつ」「―ねえ,こんな所で寝こんじゃって」 →いやに [派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)

大辞林 ページ 139023