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――という程🔗⭐🔉
――という程
(1)もうたくさんだというほど。あきるまで。「―食べた」
(2)ひどく。「頭を―柱にぶつける」
いや 【弥】 (副)🔗⭐🔉
いや 【弥】 (副)
〔「い」は接頭語。「や」は物事のたくさん重なる意の副詞〕
(1)事柄や状態がだんだんはなはだしくなるさまを表す。いよいよ。ますます。また,あとからあとから次々に。「その潮の―ますますにその波の―しくしくに/万葉 3243」「孫子(ウミノコ)の―継ぎ継ぎに見る人の語り次てて/万葉 4465」「―遠ざかる雲隠りつつ/万葉 2128」
(2)状態を表す語の上に用いて,はなはだ,非常に,の意を表す。「菅畳―さや敷きて我が二人寝し/古事記(中)」「我が心しぞ―愚(オコ)にして今ぞ悔しき/古事記(中)」「―遠長く祖(オヤ)の名も継ぎ行くものと/万葉 443」
(3)場所・順番などを表す語の上に用いて,いちばん,最も,の意を表す。「かつがつも―先立てる兄(エ)をし枕(マ)かむ/古事記(中)」
いや [1] (感)🔗⭐🔉
いや [1] (感)
(1)驚いたり感動したりしたときに発する語。いやあ。「―,驚きました」「―,実にすばらしい」
(2)呼びかけやものを言い始めるときなどに発する語。「―,申し申し,其様に叱らせらるるな/狂言・鬮罪人(虎寛本)」
――もう🔗⭐🔉
――もう
驚きあきれた時に発する語。いやはや。「―ひどいものですよ」
いや [1] 【否】🔗⭐🔉
いや [1] 【否】
〔「いや(嫌)」と同源〕
■一■ (感)
(1)問いに対して答えが否定的であることを表す語。いいえ。「『寒い?』『―,寒くない』」「『食べないの?』『―食べるよ』」
(2)自分が先に言った言葉を打ち消す時に使う語。「ぼくの本だ。―,違った」「日本一,―,世界一だ」
→いいえ
■二■ (副)
あるいは。やれ。「尊い山伏を,―『犬で候』の『猿で候』のと言うて/狂言記・柿山伏」
大辞林 ページ 139024。