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いわ-だな イハ― [0] 【岩棚】🔗🔉

いわ-だな イハ― [0] 【岩棚】 切り立った岩の途中で棚のように平らになったところ。テラス。

いわ-だぬき イハ― [3] 【岩狸】🔗🔉

いわ-だぬき イハ― [3] 【岩狸】 イワダヌキ科の哺乳類の総称。頭胴長45センチメートルほどで,尾はなく,外形はテンジクネズミに似る。体は灰白色ないし褐色。前肢に四本,後肢に三本の指がある。分類学的にはゾウ類に近縁とされる。アフリカ・シリア・アラビアなどの岩場や原野に分布する。ハイラックス。

いわた-の-おの イハタノヲノ 【石田小野】🔗🔉

いわた-の-おの イハタノヲノ 【石田小野】 京都市伏見区石田(イシダ)付近の野。((歌枕))「山科(ヤマシナ)の―のははそ原見つつか君が山路越ゆらむ/万葉 1730」

いわ-タバコ イハ― [3] 【岩―】🔗🔉

いわ-タバコ イハ― [3] 【岩―】 イワタバコ科の多年草。山地の樹陰の岩につく。タバコに似た葉が一,二枚根元から出る。夏,10センチメートルほどの花茎上に紫色の花を数個開く。若葉を食用とし,胃腸薬にもする。イワナ。[季]夏。

いわだれ-そう イハダレサウ [0] 【岩垂草】🔗🔉

いわだれ-そう イハダレサウ [0] 【岩垂草】 クマツヅラ科の多年草。海岸の砂地・岩地などに生え,茎は長く地をはって伸びる。葉は狭倒卵形で対生する。夏,葉腋(ヨウエキ)から円柱形の花穂を出して,多数の淡紅紫色の小花を開く。

いわつき イハツキ 【岩槻】🔗🔉

いわつき イハツキ 【岩槻】 埼玉県東部の市。近世,日光御成街道の宿場町・市場町から発達。伝統工業の岩槻人形の製造で知られる。

いわつき-もめん イハツキ― [5] 【岩槻木綿】🔗🔉

いわつき-もめん イハツキ― [5] 【岩槻木綿】 岩槻市を集散地とした綿織物。地質強く,暖簾(ノレン)・風呂敷などに用い,また晒(サラ)し木綿にもする。

いわ-づた イハ― [2] 【岩蔦】🔗🔉

いわ-づた イハ― [2] 【岩蔦】 緑藻類ミル目の海藻。十数種が知られ,潮間帯の岩上に着生するものが多い。分枝を有する主軸に葉状の小枝をつけ,ツタのように岩上をはう。細胞学的に全藻が一個の多核細胞からなっていることで有名。食用になる種もある。

いわ-つつじ イハ― [3][4] 【岩躑躅】🔗🔉

いわ-つつじ イハ― [3][4] 【岩躑躅】 (1)ツツジ科の落葉低木。本州中部以北の寒地に広く分布。長い地下茎を伸ばして繁殖する。初夏,淡紅白色の小さな鐘状花を茎頂に二,三個つける。果実は球形で鮮紅色。 (2)山地や岩の間のツツジ。ヤマツツジ。「思ひいづるときはの山の―いはねばこそあれこひしきものを/古今(恋一)」 (3)襲(カサネ)の色目の名。表は紅,裏は紫。春に用いる。 (4)レンゲツツジの別名。

大辞林 ページ 139099