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いん-きょ 【殷墟】🔗🔉

いん-きょ 【殷墟】 中国河南省安陽県にある殷代の遺跡。紀元前一四〜一一世紀に殷後期の都があった所。一九世紀末に甲骨文字の刻まれた亀甲(キツコウ)・獣骨が発見され,1928年からの調査で大小の墳墓,宮殿・宗廟址(ソウビヨウシ)・竪穴(タテアナ)住居跡や青銅器・土器・玉石器が発掘されている。76年には原形をとどめた五号墓が発見された。

いんきょ-もじ [4] 【殷墟文字】🔗🔉

いんきょ-もじ [4] 【殷墟文字】 殷墟から発見された文字。甲骨文字。

いん-きょう ―ケウ [1] 【印僑】🔗🔉

いん-きょう ―ケウ [1] 【印僑】 海外に移住したインド人とその子孫。旧イギリス植民地・イギリス連邦諸国に多い。

いんきょう ンキヤウ [1] 【韻鏡】🔗🔉

いんきょう ンキヤウ [1] 【韻鏡】 中国の韻図。作者不明。唐末・五代頃の成立といわれる。漢字の音は一音節からなるが,その音を,声母(初頭子音)の差異を横軸に,韻母(母音・末尾子音・声調など)の差異を縦軸にとった四三の図表で説明したもの。切韻系韻書が反映する隋唐時代の音韻体系を研究するための基本資料。わが国には鎌倉時代初期に伝来。中国では早く亡失し,現在ではわが国にのみ伝存する。

いん-ぎょう ―ギヤウ [0][3] 【印形】🔗🔉

いん-ぎょう ―ギヤウ [0][3] 【印形】 (1)印章。はんこ。 (2)印影。

いん-ぎょう ―ギヤウ [0] 【隠形】🔗🔉

いん-ぎょう ―ギヤウ [0] 【隠形】 ⇒おんぎょう(隠形)

いんぎょう-てんのう ―テンワウ 【允恭天皇】🔗🔉

いんぎょう-てんのう ―テンワウ 【允恭天皇】 記紀で第一九代天皇の漢風諡号(シゴウ)。名は雄朝津間稚子宿禰尊(オアサヅマワクゴスクネノミコト)。仁徳天皇の第四皇子。「宋書」の倭五王の一人「済」にあたるとされている。

いん-きょく [0] 【陰極】🔗🔉

いん-きょく [0] 【陰極】 一対の電極のうち,電位の低い方の電極。負の電極。マイナスの電極。電気分解や真空管の場合はカソードに相当する。現在では,電池の場合は負極と呼ぶことが多い。 ⇔陽極

いんきょく-せん [0][4] 【陰極線】🔗🔉

いんきょく-せん [0][4] 【陰極線】 真空放電により陰極から放出され陽極に向かう電子の集団的な流れ。あるいはさらにそれを高い電圧で加速したもの。 →電子ビーム

大辞林 ページ 139122