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うるさ 【煩】🔗⭐🔉
うるさ 【煩】
(形容詞「うるさい」の語幹)いやになるほど優れているさま。度が過ぎてりっぱなさま。「才(ザエ)たぐひなく―ながら/源氏(野分)」
うるさ-がた [0] 【うるさ型】🔗⭐🔉
うるさ-がた [0] 【うるさ型】
何事にでも口を出し,文句をつけずにはいられない性質・人。「町内一の―」
うるさ・い [3] 【煩い・五月蠅い】 (形)[文]ク うるさ・し🔗⭐🔉
うるさ・い [3] 【煩い・五月蠅い】 (形)[文]ク うるさ・し
(1)音が大きいのがじゃまになる。音が大きいのでやりきれない。やかましい。「工場の騒音が―・い」
(2)しつこくて,やりきれない。「―・い蠅(ハエ)だ」「―・くつきまとう」
(3)小さいことまで,いちいち文句を言うのでいやだ。口やかましい。「何かと―・いおやじだ」
(4)物事に対して見識をもっていて,細かいところまで気にするさま。「彼は料理には―・い」
(5)面倒くさくて,いやだ。わずらわしい。「―・い問題が起こったものだ」
(6)いやになるほどに優れている。完全で親しみが持てない。「いふかひあるかたのいと―・かりしものを/源氏(鈴虫)」
(7)技芸が優れている。うるせし。「たなばたの手にも劣るまじくて,その方も具して,―・くなむ侍りし/源氏(帚木)」
(8)わざとらしくて,いやみだ。きざっぽい。「見苦しとて人に書かするは―・し/徒然 35」
〔「五月蠅い」は,五月の蠅はうるさいことから戯れた当て字〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
ウルサン 【蔚山】🔗⭐🔉
ウルサン 【蔚山】
韓国南東部,日本海に臨む港湾都市。慶長の役で,加藤清正・浅野幸長が明・朝鮮の大軍に対し籠城戦を強いられた蔚山城趾がある。石油化学工業が発展。
うるし [0] 【漆】🔗⭐🔉
うるし [0] 【漆】
(1)ウルシ科の落葉高木。中国・インド原産。日本では古くから植栽される。葉は大形の羽状複葉で枝先に互生する。六月頃,葉腋に黄緑色の小花からなる円錐花序をつける。秋,黄褐色の球形の実がなる。雌雄異株。葉などに触れるとかぶれることがある。樹液から塗料,実から蝋(ロウ)をつくる。
(2){(1)}の樹液をいう。採取したままのものを生漆(キウルシ)といい,成分の80パーセントはウルシオール。これを加温して水分を除き顔料などを加えたものを製漆(セイウルシ)といい,塗料として用いる。
漆(1)
[図]
[図]
大辞林 ページ 139540。