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おい-の-いりまい ―イリマヒ 【老いの入舞】🔗🔉

おい-の-いりまい ―イリマヒ 【老いの入舞】 年老いてから,最後の一花を咲かせること。また,老後の安楽。「そのまま人の嫌ふ事をも知らで―をし損ずるなり/花鏡」 →入舞

おい-の-くりごと [0][1] 【老いの繰(り)言】🔗🔉

おい-の-くりごと [0][1] 【老いの繰(り)言】 老人が,言っても甲斐のないことを繰り返してくどくど言うこと。

おいのこぶみ オヒ― 【笈の小文】🔗🔉

おいのこぶみ オヒ― 【笈の小文】 俳諧紀行。松尾芭蕉著,門人河合乙州(オトクニ)編。芭蕉の没後,1709年刊。1687年江戸から尾張の鳴海を経て弟子の杜国を訪ね,伊賀・伊勢・吉野・奈良・大坂・須磨・明石をめぐった旅の紀行。「野ざらし紀行」から「おくのほそ道」に至る中間的な性格を示す。

おい-の-さか [5][1] 【老いの坂】🔗🔉

おい-の-さか [5][1] 【老いの坂】 次第に年をとることを,坂道を上るのにたとえた語。

おい-の-さか 【老坂】🔗🔉

おい-の-さか 【老坂】 京都市と亀岡市の境にある峠。山陰道の要地。大江の坂。

おい-の-なみ 【老いの波】🔗🔉

おい-の-なみ 【老いの波】 年が寄るのを,寄せる波にたとえた語。おいなみ。

おい-の-ねざめ 【老いの寝覚め】🔗🔉

おい-の-ねざめ 【老いの寝覚め】 老人の眠りが浅く,目ざめがちなこと。「長き夜を―に恋ひつつぞなく/著聞 20」

おい-の-はる 【老いの春】🔗🔉

おい-の-はる 【老いの春】 (1)年老いて迎えた春。「いつまでか雲井の桜かざしけむ折り忘れたる―かな/続拾遺(雑春)」 (2)年老いて新春を迎えるのを祝っていう語。「ほうらいの山まつりせむ―/蕪村句集」

おい-の-ひがみみ [0][1] 【老いの僻耳】🔗🔉

おい-の-ひがみみ [0][1] 【老いの僻耳】 年をとって聴力が衰え,聞き違いの多いこと。また,僻んだ解釈をすること。

おい-の-ひがめ [0][1] 【老いの僻目】🔗🔉

おい-の-ひがめ [0][1] 【老いの僻目】 年をとって視力が衰え,見間違いの多いこと。また,僻んだ見方をすること。

おいのり-ぶぎょう ―ブギヤウ [5] 【御祈奉行】🔗🔉

おいのり-ぶぎょう ―ブギヤウ [5] 【御祈奉行】 鎌倉・室町幕府の職名。将軍家の息災を願い,天災・悪疫などをはらうために仏家・陰陽家に命じて祈祷(キトウ)をさせた役人。祈奉行。

大辞林 ページ 139918