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おお-え オホ― 【大兄】🔗🔉

おお-え オホ― 【大兄】 (1)長兄。おおあに。おいね。 (2)皇子(ミコ)。特に,大化前代,「太子」に相当する人物の称。おいね。

おおえ オホエ 【大江】🔗🔉

おおえ オホエ 【大江】 姓氏の一。江家(ゴウケ)と称する。祖先は土師(ハジ)氏。790年,大枝朝臣と改姓,さらに音人(オトンド)の時に大江と改めた。文章道(モンジヨウドウ)の家として菅家(菅原氏)と並び称され,匡房(マサフサ)・広元らを出した。

おおえ-たく オホエ― 【大江卓】🔗🔉

おおえ-たく オホエ― 【大江卓】 (1847-1921) 政治家・事業家。土佐の人。神奈川県権令の時,ペルーの奴隷船マリア-ルーズ号から清国人を解放。西南戦争に呼応して蜂起をはかり入獄。のち実業界に転じ,被差別部落の融和事業に携わった。

おおえ-の-あさつな オホエ― 【大江朝綱】🔗🔉

おおえ-の-あさつな オホエ― 【大江朝綱】 (886-957) 平安中期の学者。音人(オトンド)の孫。後江相公と称される。参議。村上天皇の勅を受けて「新国史」「坤元録」を編纂(ヘンサン)。著「後江相公集」

おおえ-の-おとんど オホエ― 【大江音人】🔗🔉

おおえ-の-おとんど オホエ― 【大江音人】 (811-877) 平安前期の学者。江相公と称される。参議。大江家家学の祖。「貞観格式」「文徳実録」の編纂に参与。撰著「弘帝範」「群籍要覧」,家集「江音人集」はいずれも伝存しない。

おおえ-の-これとき オホエ― 【大江維時】🔗🔉

おおえ-の-これとき オホエ― 【大江維時】 (888-963) 平安中期の学者。文章(モンジヨウ)博士。大学頭。村上天皇の勅命により,漢詩集「日観集」を撰進。

おおえ-の-ちさと オホエ― 【大江千里】🔗🔉

おおえ-の-ちさと オホエ― 【大江千里】 平安前期の儒学者・歌人。中古三十六歌仙の一人。音人(オトンド)の子。宇多天皇の勅命により「白氏文集」などからの詩句を題として「句題和歌(大江千里集)」を詠進。生没年未詳。

おおえ-の-ひろもと オホエ― 【大江広元】🔗🔉

おおえ-の-ひろもと オホエ― 【大江広元】 (1148-1225) 鎌倉初期の幕府重臣。初め朝廷に仕えたが,源頼朝に招かれ公文所,のち政所(マンドコロ)の別当となる。守護地頭の設置を献策するなど幕府体制の基礎固めに尽力。頼朝の死後は北条氏とともに政務をとり,執権政治の確立に寄与。

大辞林 ページ 140003