複数辞典一括検索+

おおや-いし オホヤ― [3] 【大谷石】🔗🔉

おおや-いし オホヤ― [3] 【大谷石】 宇都宮市大谷町付近でとれる凝灰岩(ギヨウカイガン)の石材。青白色で柔らかく加工しやすい。耐久性・耐火性に富み,土台石・石塀などに使用。

おおや-せきぶつ オホヤ― 【大谷石仏】🔗🔉

おおや-せきぶつ オホヤ― 【大谷石仏】 宇都宮市大谷町の大谷寺にある,凝灰岩の磨崖(マガイ)に彫った石仏群。粘土でおおわれ,彩色が施してある。平安初期の作といわれる。

おお-やかず オホ― [3] 【大矢数】🔗🔉

おお-やかず オホ― [3] 【大矢数】 (1)江戸時代,京都の三十三間堂などで行われた通し矢の競技。夕刻から翌日の日暮れまでの一昼夜の間に,堂の長さ六六間(約120メートル)を射通した矢数の多さを競いあった。 →小矢数(コヤカズ) (2)「矢数俳諧」に同じ。大句数。 (3) ⇒西鶴(サイカク)大矢数

おお-やけ オホ― 【大宅】🔗🔉

おお-やけ オホ― 【大宅】 (1)宮殿などの大きな建築物。 (2)金持ち。大家(タイケ)。「こなたは―な事でござれば/狂言・米市(虎寛本)」

おお-やけ オホ― [0] 【公】🔗🔉

おお-やけ オホ― [0] 【公】 〔「大家(オオヤケ)」「大宅(オオヤケ)」が原義〕 ■一■ (名) (1)政治や行政にたずさわる組織・機関。国・政府・地方公共団体など。古くは朝廷・幕府などをさす。「―の場で白黒をつける」「―の機関で管理する」 (2)個人ではなく,組織あるいは広く世間一般の人にかかわっていること。「土地を―の用に供する」「市長としての―の任務」 (3)事柄が外部に表れ出ること。表ざた。表むき。「目的は―にできない」 (4)天皇。また,皇后や中宮。「―も行幸せしめ給ふ/大鏡(時平)」 ■二■ (形動ナリ) 私心がなく,公平であるさま。「詞うるはしく,論―なり/仮名草子・難波物語」

――にする🔗🔉

――にする 世間一般に知らせる。公表する。また,表ざたにする。「新構想はまだ―する段階ではない」

おおやけ-がた オホ― 【公方】🔗🔉

おおやけ-がた オホ― 【公方】 公的な事柄に関する方面。朝廷・国家に関する方面。「―の御後見はさらにも言はず/源氏(澪標)」

大辞林 ページ 140112