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おきつ-だい ―ダヒ [3] 【興津鯛】🔗⭐🔉
おきつ-だい ―ダヒ [3] 【興津鯛】
アマダイの異名。また,その干物。
おきつ-のり [3] 【興津海苔】🔗⭐🔉
おきつ-のり [3] 【興津海苔】
紅藻類スギノリ目の海藻。本州・九州に分布。潮間帯の潮だまりに生育。叉状に分岐し,扇状に広がる。高さは約7センチメートル。枝は平たい線形で,質はかたい。刺身のつまにする。キクノリ。サクラノリ。
おき・つ 【掟つ】 (動タ下二)🔗⭐🔉
おき・つ 【掟つ】 (動タ下二)
(1)前もって計画を立て,儀式や造営などを行わせる。処置する。「法住寺をぞいといかめしう―・てさせ給へる/大鏡(為光)」
(2)命令する。指図する。「人を―・てて高き木にのぼせて/徒然 178」
おき-つ 【沖つ】 (連語)🔗⭐🔉
おき-つ 【沖つ】 (連語)
〔「つ」は格助詞で「の」の意〕
岸を離れて遠い水上にある,あるいは水中にある,などの意で用いられる語。
おきつ-うみ 【沖つ海】🔗⭐🔉
おきつ-うみ 【沖つ海】
沖合の海。「―水底ふかく思ひつつ/夫木 31」
おきつ-かい 【沖つ櫂】🔗⭐🔉
おきつ-かい 【沖つ櫂】
沖を漕(コ)ぐ船の櫂。沖つ楫(カジ)。
⇔辺(ヘ)つ櫂
「―いたくな撥(ハ)ねそ/万葉 153」
おきつ-かぜ 【沖つ風】🔗⭐🔉
おきつ-かぜ 【沖つ風】
沖の方を吹いている風。また,沖から吹いてくる風。「―いたくな吹きそ/万葉 3592」
おきつ-くに 【沖つ国】🔗⭐🔉
おきつ-くに 【沖つ国】
沖にある国。黄泉(ヨミ)の国を暗示するともいう。「―うしはく君が染屋形(ヌリヤカタ)/万葉 3888」
おきつ-しまもり 【沖つ島守】🔗⭐🔉
おきつ-しまもり 【沖つ島守】
沖にある島の番人。「浜の沙(マナゴ)も吾が恋にあにまさらじか―/万葉 596」
おきつ-しらたま 【沖つ白玉】🔗⭐🔉
おきつ-しらたま 【沖つ白玉】
沖の海底にある真珠。「わが潜(カズ)きこし―/万葉 1203」
おきつ-しらなみ 【沖つ白波】🔗⭐🔉
おきつ-しらなみ 【沖つ白波】
(1)沖に立っている白波。「わたつみの―立ち来らし/万葉 3597」
(2)白波が立つという連想から,「立田山」の序詞。また,同音「しら」を含む「知らず」の序詞。「風吹けば―竜田山/伊勢 23」「近江の海―知らずとも/万葉 2435」
大辞林 ページ 140159。