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おつ 【乙】🔗🔉

おつ 【乙】 ■一■ [1] (名) (1)十干の第二。きのと。 (2)二人以上の人,または二つ以上の物事があるとき,一番目を甲としてその二番目をさす。「甲と―の二人」 (3)等級・成績などをつけるときに用いて,第一位を甲として第二位を表す。良。「体操はいつも―だった」 (4) [0] 邦楽で,低い音域。呂(リヨ)。 ⇔甲(カン) (5)物事の状態。具合。調子。「斯(コウ)いふ―にして細おくなつて通るから/滑稽本・人間万事虚誕計」 (6)道理。理屈。[俚言集覧] ■二■ [0] (形動) (1)ちょっと気がきいていて趣のあるさま。「なかなか―な味だね」「―なことを言う」 (2)ちょっと変わっているさま。妙だ。「―にすましている」

――に搦(カラ)・む🔗🔉

――に搦(カラ)・む 変なふうにからむ。遠回しに皮肉をいう。

お・つ ヲツ 【変若つ・復つ】 (動タ上二)🔗🔉

お・つ ヲツ 【変若つ・復つ】 (動タ上二) 若返る。「わが盛りまた―・ちめやも/万葉 331」

お・つ 【落つ】 (動タ上二)🔗🔉

お・つ 【落つ】 (動タ上二) ⇒おちる

おづ ヲヅ 【小津】🔗🔉

おづ ヲヅ 【小津】 姓氏の一。

おづ-やすじろう ヲヅヤスジラウ 【小津安二郎】🔗🔉

おづ-やすじろう ヲヅヤスジラウ 【小津安二郎】 (1903-1963) 映画監督。東京生まれ。サイレントに固執して「東京の合唱」「生まれてはみたけれど」「浮草物語」を作る。トーキーでは「一人息子」「戸田家の兄妹」「父ありき」を発表。第二次大戦後「晩春」「麦秋」「東京物語」で都会人のライフ-スタイルを端正に描く。

おつう [0] 【乙う】 (副)🔗🔉

おつう [0] 【乙う】 (副) 〔「おつに」の転〕 むやみと。変に。妙に。「お前さんは―訝(オカシ)な事を云はつしやる/怪談牡丹灯籠(円朝)」

おっ-か ヲク― 【屋下】🔗🔉

おっ-か ヲク― 【屋下】 ⇒おくか(屋下)

おっ-かあ [3]🔗🔉

おっ-かあ [3] 〔「おかか(御母)」の転〕 (1)子供が母を呼ぶくだけた言い方。中流以下の家庭で用いられた。 ⇔おっとう (2)〔子供の母親の意から〕 夫が妻を呼ぶ語。ぞんざいな言い方。他人の妻の呼称としても用いられる。 ⇔おっとう (3)店などの女主人をやや慣れ親しんで呼ぶ語。「大津屋の―にたいそう世話になつたなう/人情本・梅児誉美(初)」

大辞林 ページ 140304