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おもい-た・ゆ オモヒ― 【思ひ絶ゆ】 (動ヤ下二)🔗🔉

おもい-た・ゆ オモヒ― 【思ひ絶ゆ】 (動ヤ下二) 思うことをやめる。あきらめる。「旅なれば―・えてもありつれど/万葉 3686」

おもい-たゆ・む オモヒ― 【思ひ弛む】 (動マ四)🔗🔉

おもい-たゆ・む オモヒ― 【思ひ弛む】 (動マ四) (1)気がゆるむ。ほっとする。「なに事をみきくにもかたとき―・む事は,いかにしてかあらむ/右京大夫集」 (2)ためらいながら思う。「山のあなたのすまひにも,心苦しき様をひきこめむもいかが,など―・みて/狭衣 4」

おもい-たわ・む オモヒ― 【思ひ撓む】 (動マ四)🔗🔉

おもい-たわ・む オモヒ― 【思ひ撓む】 (動マ四) 気が弱くなる。心がくじける。「たわや女の―・みてたもとほり/万葉 935」

おもい-ちがい オモヒチガヒ [0] 【思い違い】 (名)スル🔗🔉

おもい-ちがい オモヒチガヒ [0] 【思い違い】 (名)スル 間違って考えたり理解したりしていること。また,その事柄。考え違い。勘違い。思い違え。「うっかり―する」

おもい-ちが・える オモヒチガヘル [0][6] 【思い違える】 (動ア下一)[文]ハ下二 おもひちが・ふ🔗🔉

おもい-ちが・える オモヒチガヘル [0][6] 【思い違える】 (動ア下一)[文]ハ下二 おもひちが・ふ 考え違いをする。「兄を弟と―・えた」

おもい-つき オモヒ― [0] 【思い付き】🔗🔉

おもい-つき オモヒ― [0] 【思い付き】 ■一■ (名) (1)ふと心に浮かんだこと。「その場の―で物をいう」 (2)よい考え。よい工夫。着想。「いい―があったら教えて下さい」 (3)あるものに心を寄せること。ひいきにすること。「都の評判よろしけれども大坂においては―うすし/浮世草子・元禄太平記」 ■二■ (名・形動)[文]ナリ おもしろいと感じる・こと(さま)。「この国で―な商売がありやす/西洋道中膝栗毛(魯文)」

おもい-つ・く オモヒ― [4][0] 【思い付く】🔗🔉

おもい-つ・く オモヒ― [4][0] 【思い付く】 ■一■ (動カ五[四]) (1)ふと考えが心に浮かぶ。「いい方法を―・いた」 (2)恋しいと思う。心がひかれる。好感をもつ。「―・きにし君が目に/万葉 3248」「ことに若くかたちよき人の言(コト)うるはしきは,忘れがたく―・かるるものなり/徒然 233」 ■二■ (動カ下二) ふと考えつく。「―・けたることこそあれ/浮世草子・五人女 3」

大辞林 ページ 140455