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おも-よう ―ヤウ [0] 【面様】🔗🔉

おも-よう ―ヤウ [0] 【面様】 (1)顔に表れた感情。かおいろ。 (2)顔だち。おもざし。「―よき人の/枕草子 294」

お-もらい ―モラヒ [2] 【御貰い】🔗🔉

お-もらい ―モラヒ [2] 【御貰い】 乞食(コジキ)。

おも-らか 【重らか】 (形動ナリ)🔗🔉

おも-らか 【重らか】 (形動ナリ) (1)重そうなさま。「小さき唐櫃の金物したるが,いと―なるを参らせられたり/増鏡(おどろの下)」 (2)落ち着いているさま。軽々しくないさま。「すべて庶人の振舞は,―に詞すくなにて/十訓 1」 (3)重々しいさま。貫禄があるさま。「大の男の―に歩みなして舞台に上り/義経記 6」

お-もらし [2] 【御漏らし】 (名)スル🔗🔉

お-もらし [2] 【御漏らし】 (名)スル 小便をもらすことをいう幼児語。

おもり [0] 【錘】 (名)スル🔗🔉

おもり [0] 【錘】 (名)スル 〔動詞「重る」の連用形から〕 (1)物が軽すぎて不便なとき,重さを加えるためにつける物体。 (2)釣り針を沈めるためにつける,鉛の塊など。 (3)魚網につけて沈め,一定の場所に固定する鉛や鉄の塊など。いわ。沈子。 (4)秤(ハカリ)で重さを量るとき,釣り合いをとるために用いるもの。分銅。

おもり-ずきん ―ヅ― [4][5] 【錘頭巾】🔗🔉

おもり-ずきん ―ヅ― [4][5] 【錘頭巾】 婦人が前髪から垂らす頭巾。風でひらひらしないように,左右の端に鉛のおもりを入れてある。元禄(1688-1704)頃の女方荻野沢之丞が用い始めたので,沢之丞頭巾ともいう。鉛頭巾。おもり帽子。

お-もり [0] 【御守(り)】 (名)スル🔗🔉

お-もり [0] 【御守(り)】 (名)スル (1)「子守り」に同じ。 (2)世話のやける人の機嫌をとりながら世話をすること。「酔っぱらいの―はごめんだ」

おもり-か 【重りか】 (形動ナリ)🔗🔉

おもり-か 【重りか】 (形動ナリ) (1)重く感じられるさま。重らか。「衣箱の―に古体なる/源氏(末摘花)」 (2)軽薄でないさま。落ち着いているさま。慎重だ。「若人だに,―ならむとまめだち侍るめる世に/紫式部日記」

おも・る 【重る】 (動ラ四)🔗🔉

おも・る 【重る】 (動ラ四) (1)目方が重くなる。「其の時に人多く居て屋―・りにければ/今昔 19」 (2)病気が重くなる。「日々に―・り給ひて…いと弱うなれば/源氏(桐壺)」

大辞林 ページ 140486