かいやく-へんれいきん [0] 【解約返戻金】 生命保険契約者が中途で保険契約を解約した場合に保険会社から払い戻される金。

かいやくご クワイ― 【華夷訳語】 中国語と近隣諸言語との対訳辞書。明代の1382年，蒙古語との辞書の編纂が最初。一九世紀までに朝廷の翻訳館で用いるために各国語のものが編纂された。日本語関係では「日本館訳語」と「琉球館訳語」がある。

かい-やぐら カヒ― [3] 【貝櫓・蜃楼】 〔「蜃楼」を訓読みした語〕 蜃気楼(シンキロウ)のこと。

かい-や・る 【掻い遣る】 （動ラ四） 〔「かきやる」の転〕 払いのける。押しやる。「いはけなく―・りたる額つき，髪ざし，いみじううつくし/源氏（若紫）」

ガイヤルド [3] 英 galliard; (イタリア) gagliarda 一六世紀に流行した，三拍子系の速いリズムを持つイタリア起源の陽気な舞曲。バロック時代の器楽組曲の萠芽(ホウガ)となる。ガリアード。ガリアルダ。

かい-ゆ クワイ― [1] 【快癒】 （名）スル 病気が完全になおること。全快。本復。「難病が―する」

かい-ゆ クワイ― [1] 【誨諭】 物事の道理を教えさとすこと。

かい-ゆう クワイイウ [0] 【回遊・回游・游】 （名）スル （１）あちこちと旅行してまわること。 （２）水生動物が索餌(サクジ)・産卵や越冬などのために群れをなして定期的に移動し，およそもとの生息場所に戻ってくる行動。《回游・游》

かいゆう-ぎょ クワイイウ― [3] 【回游魚・游魚】 回游を行う魚。日本近海ではイワシ・ブリ・カツオ・サケ・マス・ニシン・サンマなど。

かいゆう-しき-ていえん クワイイウ―テイン [7] 【回遊式庭園】 庭園様式の一。中心の池泉を回りながら観賞する庭園。江戸時代の大名庭園で盛んに造られた。桂離宮庭園が代表的。 →座観式庭園