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かがやかし・い [5] 【輝かしい・耀かしい・赫かしい】 (形)[文]シク かがやか・し🔗🔉

かがやかし・い [5] 【輝かしい・耀かしい・赫かしい】 (形)[文]シク かがやか・し 〔動詞「かかやく」の形容詞形。近世初期まで清音で「かかやかし」〕 (1)光り輝くように素晴らしい。非常に見事だ。立派だ。華々しい。「―・い成功」「―・い業績を残す」 (2)まぶしいほどに光り輝いている。きらきらしている。「御前のたちしは…―・しきまでに見ゆるに/讃岐典侍日記」 (3)恥ずかしい。面はゆい。「独り身をえ心にまかせぬほどこそ,さやうに―・しきもことわりなれ/源氏(末摘花)」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

かがやか・す [4] 【輝かす・耀かす・赫かす】 (動サ五[四])🔗🔉

かがやか・す [4] 【輝かす・耀かす・赫かす】 (動サ五[四]) 〔近世初期まで「かかやかす」〕 (1)かがやくようにする。きらめかす。「目を―・して話を聞く」 (2)威光・威力などを示す。「母校の名誉を―・す」 (3)きらびやかにする。まぶしいほど立派にする。「扇など,みめには,おどろおどろしく―・さで,よくなからぬさまにしたり/紫式部日記」

かがやき [0][4] 【輝き・耀き・赫き】🔗🔉

かがやき [0][4] 【輝き・耀き・赫き】 〔近世初期まで「かかやき」〕 光りかがやくこと。「宝石の―」「才能の―」

かがやき-わた・る [6][0] 【輝き渡る】 (動ラ五[四])🔗🔉

かがやき-わた・る [6][0] 【輝き渡る】 (動ラ五[四]) 〔近世初期まで「かかやきわたる」〕 一面にきらきら光る。「イルミネーションに―・る不夜城は/あめりか物語(荷風)」

かがや・く [3] 【輝く・耀く・赫く】 (動カ五[四])🔗🔉

かがや・く [3] 【輝く・耀く・赫く】 (動カ五[四]) 〔近世初期まで「かかやく」〕 (1)それ自体が強い光を出したり,他から強い光を受けたりして,まぶしい光をはなつ。「ギラギラ―・く真夏の太陽」「ロビーにはシャンデリアが―・いている」「夕日に―・く海」 (2)生き生きとした様子・態度をみなぎらせる。「生徒たちの目は―・いていた」「彼女の顔は喜びに―・いた」 (3)名誉・名声などを得て光っているようにみえる。「優勝の栄誉に―・く」「通産大臣賞に―・く発明」 (4)強い光のため目がちかちかする。「目も―・き惑ひ給ふ/源氏(鈴虫)」 (5)恥ずかしがる。てれる。「女,扇を以て顔にさしかくして―・くを/今昔 27」

大辞林 ページ 140855