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かき-あわせ ―アハセ 【掻き合わせ】🔗⭐🔉
かき-あわせ ―アハセ 【掻き合わせ】
(琴・琵琶などの)弦を調律して,試みに弾いてみること。「―ばかり弾きて,さしやり給へば/源氏(紅葉賀)」
かきあわせ-ぬり カキアハセ― [0] 【柿合(わ)せ塗り】🔗⭐🔉
かきあわせ-ぬり カキアハセ― [0] 【柿合(わ)せ塗り】
素地(キジ)に柿渋を下地として施し,黒・朱などで彩色したのち,漆の上塗りをした簡易な漆塗り。日用家具類に多く用いる。柿合わせ。
かき-あわ・せる ―アハセル [5][0] 【掻き合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 かきあは・す🔗⭐🔉
かき-あわ・せる ―アハセル [5][0] 【掻き合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 かきあは・す
(1)物を手で寄せて,きちんと合わせる。「襟元を―・せる」
(2)琴・琵琶などを合奏する。掻き手・合わせ手を各々連続して弾く。「物の音ども―・せ/狭衣 3」
(3)琴・琵琶などで,弦の調子を整え試し弾きをする。「箏の御琴ひき寄せて,―・せすさび給ひて/源氏(澪標)」
かき-い・ず ―イヅ 【書き出づ】 (動ダ下二)🔗⭐🔉
かき-い・ず ―イヅ 【書き出づ】 (動ダ下二)
「書き出(イ)だす」に同じ。「あはれげに,―・で給へれば/源氏(夕顔)」
かき-い・ず ―イヅ 【掻き出づ】 (動ダ下二)🔗⭐🔉
かき-い・ず ―イヅ 【掻き出づ】 (動ダ下二)
「掻き出(イ)だす」に同じ。「御髪(ミグシ)を―・でて見給へば/源氏(夕霧)」
かき-いた 【かき板】🔗⭐🔉
かき-いた 【かき板】
裁縫に使う裁ち板。また,書いた字をふき消して何度も使えるようにした塗り板とも。「人の家につきづきしきもの,…―/枕草子 235」
かき-いだ・く [4] 【掻き抱く】 (動カ五[四])🔗⭐🔉
かき-いだ・く [4] 【掻き抱く】 (動カ五[四])
強くだく。かいいだく。「わが子をひしと―・く」
かき-いだ・す 【書き出だす】 (動サ四)🔗⭐🔉
かき-いだ・す 【書き出だす】 (動サ四)
文字に書いて表現する。書き表す。かきいず。「美々しう―・されよ/源氏(行幸)」
かき-いだ・す 【掻き出だす】 (動サ四)🔗⭐🔉
かき-いだ・す 【掻き出だす】 (動サ四)
「掻き出(ダ)す」に同じ。「いとめでたき玉を―・せり/仮名草子・伊曾保物語」
大辞林 ページ 140872。