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かた-ながれ [3] 【片流れ】🔗🔉

かた-ながれ [3] 【片流れ】 (1)屋根の棟から片方の軒までの斜面。 (2)片方にだけ傾斜している屋根。片流れ屋根。 (3)「片流れ造り」の略。

かたながれ-づくり [6] 【片流れ造り】🔗🔉

かたながれ-づくり [6] 【片流れ造り】 一方にだけ傾斜している屋根を有する家の造り。

かた-なき 【片泣き・片鳴き】🔗🔉

かた-なき 【片泣き・片鳴き】 (1)一人で泣くこと。ひたすらに泣くこと。「下泣きに我が泣く妻―に我が泣く妻/日本書紀(允恭)」 (2)鳥の鳴き声がまだ整わないこと。《片鳴》「おのづからまだ―のひなどりの/新撰六帖 6」

かた-なし [0] 【形無し】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

かた-なし [0] 【形無し】 (名・形動)[文]ナリ (1)本来の価値が損なわれ,何の役目もしなくなる・こと(さま)。台無し。「今までの努力が―だ」 (2)体面が損なわれ,みじめなありさまになる・こと(さま)。面目まるつぶれ。「ああ見事にふられては二枚目も―だ」 (3)元の姿・形が損なわれてしまうこと。「ひだの―になりたるを/書生気質(逍遥)」 →形無し(形ク)

かた-なし 【結政】🔗🔉

かた-なし 【結政】 〔動詞「かたぬ」の連用形に「なす」の付いた「かたねなす」の転である「かたなす(=集メテヒトマトメニスル)」の連用形から〕 (1)奈良・平安時代,太政官庁や外記庁(ゲキノチヨウ)で,政務に関する書類を一つに束ねておいたものを,政務を行う前に開いて読み上げた儀式。 (2)「結政所(カタナシドコロ)」の略。

かたなし-どころ 【結政所】🔗🔉

かたなし-どころ 【結政所】 大内裏の外記庁(ゲキノチヨウ)の南にあって,参議・弁・少納言以下が参集し,政務書類を処理した役所。かたなし。かたなしの座。

かた-な・し 【形無し】 (形ク)🔗🔉

かた-な・し 【形無し】 (形ク) (1)容貌がみにくい。「形姿(カオ)―・し/日本書紀(景行訓)」 (2)形跡が残っていない。「大垣はさねばかりこそ残りけれ―・しとても家はあらじな/続詞花集」

かた-ならし [3] 【肩慣らし】 (名)スル🔗🔉

かた-ならし [3] 【肩慣らし】 (名)スル (1)野球などで,ボールを軽く投げて肩の調子を整えること。 (2)転じて,本格的に物事をする前の下準備。

大辞林 ページ 141204