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かね-あ・う ―アフ 【兼ね合ふ】 (動ハ四)🔗🔉

かね-あ・う ―アフ 【兼ね合ふ】 (動ハ四) (1)互いにつりあう。「―・うて熊手も持つた間引売り/雑俳・冠付後の栞」 (2)互いに遠慮しあう。「兄弟心を―・ひて/浄瑠璃・持統天皇」

かね-あきゅうど ―アキウド 【金商人】🔗🔉

かね-あきゅうど ―アキウド 【金商人】 (1)砂金などを売買する人。かねあきびと。かねうり。「毎年奥州に下る―なりけるが/義経記 1」 (2)金銭の両替を業とする人。ぜにや。

かねあきら-しんのう ―シンワウ 【兼明親王】🔗🔉

かねあきら-しんのう ―シンワウ 【兼明親王】 (914-987) 平安中期の政治家・文人。醍醐天皇の皇子。小倉親王・前中書王と称される。左大臣に至るが,藤原兼通に讒(ザン)され,嵯峨小倉に隠遁(イントン)。詩文・書に長じ,「本朝文粋」「和漢朗詠集」に詩文が残る。書に「池亭記」がある。

かね-あまり [0][3] 【金余り】🔗🔉

かね-あまり [0][3] 【金余り】 使い道がなく金がだぶつくこと。 ⇔金づまり 「―現象」

かねいえ カネイヘ 【金家】🔗🔉

かねいえ カネイヘ 【金家】 安土桃山期の鐔工。鐔に絵画風を初めて取り入れた。薄い鉄の板鐔に少量の金・銀・銅などを象眼し,空間の妙をたくみに生かす。

かね-いり [0] 【鐘入り】🔗🔉

かね-いり [0] 【鐘入り】 能「道成寺」,歌舞伎舞踊「京鹿子娘道成寺」,組踊「執心鐘入(シユウシンカネイリ)」など,道成寺物の芸能で,主人公が鐘の中に入る演技・演出。

かね-いれ [3][4] 【金入れ】🔗🔉

かね-いれ [3][4] 【金入れ】 金銭を入れるいれもの。財布(サイフ)。

かね-うけ [0] 【金請】🔗🔉

かね-うけ [0] 【金請】 近世の保証の一。借金契約の保証。

――するとも人請(ヒトウケ)するな🔗🔉

――するとも人請(ヒトウケ)するな 借金の保証人とはなっても人の保証人とはなるな。人物の保証をすることは面倒なことが多いことをいう。金請に立つとも人請に立つな。

かねうじ カネウヂ 【兼氏】🔗🔉

かねうじ カネウヂ 【兼氏】 南北朝期の刀工。美濃国志津に住したことから志津三郎と称される。直江志津派の祖で,初期美濃鍛冶の中で最も名が高い。大和鍛冶出身との説もある。太刀は少なく,短刀・長巻などが多い。

かね-うち 【金打ち】🔗🔉

かね-うち 【金打ち】 「きんちょう(金打)」に同じ。

大辞林 ページ 141360