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かまえ カマヘ [2][3] 【構え】🔗🔉

かまえ カマヘ [2][3] 【構え】 (1)建物や門などの造り。構造。「立派な―の家」 (2)状況に対応できるように姿勢や態度をととのえること。「打つ―を見せる」「正眼の―」「一戦も辞さぬ―」 (3)工夫。計画。「これを言はすべき―を謀(タバ)かり給ひけるやう/今昔 5」 (4)漢字の構成部分の名称。字の外周を囲んでいる部分。門構え(「間」の「門」)・国構え(「囲」の「囗」)など。 (5)〔心〕 特定の刺激に対する認知あるいは反応が起こりやすくなるような生活体の準備状態。

かまえ-うち カマヘ― [0] 【構内】🔗🔉

かまえ-うち カマヘ― [0] 【構内】 建物や敷地の中。やしきうち。

かまえ-て カマヘ― 【構へて】 (副)🔗🔉

かまえ-て カマヘ― 【構へて】 (副) (1)かならず。きっと。「―調ずまじきなり/宇治拾遺 4」 (2)よく気を配って。「―人めにたつべからざるものなり/一言芳談(上)」

かま・える カマヘル [3] 【構える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かま・ふ🔗🔉

かま・える カマヘル [3] 【構える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かま・ふ (1)(形や内容を整えて)立派に作り上げる。組み立てて作る。「門を―・える」「店を―・える」「一家を―・える」 (2)ある姿勢や態度をとって相手に対する。「飛び掛かろうと―・えている」「ストを―・える」 (3)武器を手にして,身のそなえとする。「銃を―・える」「刀を上段に―・える」 (4)作り事をする。「口実を―・える」「虚言を―・える」 (5)仕組む。たくらむ。「事を―・える」「帝を傾け奉らむと―・ふる罪によりて/栄花(月の宴)」 (6)(物事に備えて)ある態度をとる。「低く―・える」「のんびり―・える」「お高く―・える」「斜に―・える」「―・えず気楽に聞いて下さい」 〔中世にはヤ行にも活用した。「野心ヲ―・ユル/日葡」。「構う」に対する他動詞〕

大辞林 ページ 141428