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かま-はじめ [3] 【釜始め・釜初め】🔗🔉

かま-はじめ [3] 【釜始め・釜初め】 「初釜(ハツガマ)」に同じ。[季]新年。

かまばら 【鎌腹】🔗🔉

かまばら 【鎌腹】 狂言の一。女房に鎌で追いかけられたふがいない男が鎌で切腹しようとするが,命が惜しくて死ぬことができず柴刈りに行くという話。

かま-ばらい ―バラヒ 【竈祓】🔗🔉

かま-ばらい ―バラヒ 【竈祓】 (1)毎月晦日(ミソカ)に竈(カマド)を祓い清めてまつること。多くは巫女(ミコ)が行なった。かまどばらい。かまじめ。荒神祓(コウジンバライ)。 (2){(1)}の巫女で売春をしたもの。転じて,淫売婦。

かま-び [2] 【釜日】🔗🔉

かま-び [2] 【釜日】 〔釜に湯を沸かす日の意〕 茶道で,宗匠が弟子を集めて稽古をする日。

かま-ひげ [2] 【鎌髭】🔗🔉

かま-ひげ [2] 【鎌髭】 (1)鼻の下から左右の頬(ホオ)へ太くはね上げて,鎌の形に伸ばした髭。江戸時代,奴(ヤツコ)などが生やしたもの。油墨で描くこともあった。 (2)歌舞伎十八番の一。1769年,江戸中村座の「曾我愛護若松(ソガモヨウアイゴノワカマツ)」などが初演といわれるが未詳。現行のものは,1774年,江戸中村座で四世市川団十郎が「御誂染曾我雛形(オアツラエゾメソガノヒナガタ)」の大切(オオギリ)で初演した初世桜田治助作のものを,明治時代に復活したもの。三保谷四郎が髭そりにかこつけて景清の首を切ろうとするが景清は不死身のため切れず,双方にらみ合うというもの。 鎌髭(1) [図]

かまひげ-やっこ 【鎌髭奴】🔗🔉

かまひげ-やっこ 【鎌髭奴】 鎌髭を生やしたり描いたりしている奴。

かまびすし・い [5] 【喧しい・囂しい】 (形)[文]シク かまびす・し🔗🔉

かまびすし・い [5] 【喧しい・囂しい】 (形)[文]シク かまびす・し うるさい。やかましい。さわがしい。「―・い話し声」「波の音常に―・しく/方丈記」 〔古くはク活用で,鎌倉時代頃からは,シク活用に用いられた。「かまびすくなくひよ鳥にねぶたげもなし/為忠集」〕 [派生] ――さ(名)

かま-ぶろ [0] 【竈風呂】🔗🔉

かま-ぶろ [0] 【竈風呂】 穴蔵状の竈に入り,熱した塩水の蒸気に浴するもの。近世,京都八瀬のものが有名。

大辞林 ページ 141438