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かり-ぬし [2] 【借(り)主】🔗🔉

かり-ぬし [2] 【借(り)主】 金や物を借りる方の人。借り手。 ⇔貸し主

かり-ね [0] 【刈(り)根】🔗🔉

かり-ね [0] 【刈(り)根】 刈ったあとの草などの根。「仮寝」にかけて用いられる。「難波江の葦の―の一夜故/千載(恋三)」

かり-ね [0] 【仮寝】 (名)スル🔗🔉

かり-ね [0] 【仮寝】 (名)スル (1)少しの間寝ること。うたた寝。「―の夢」 (2)旅寝,特に野宿。「草枕―の床の夜半の嵐に/続千載(羇旅)」

かり-の-うきよ 【仮の憂き世】🔗🔉

かり-の-うきよ 【仮の憂き世】 無常なこの世。「つれもなき姿の池のまこも草―になほ乱れつつ/夫木 23」

かり-の-こ 【雁の子】🔗🔉

かり-の-こ 【雁の子】 (1)雁(ガン)の子。また単に,雁・鴨(カモ)などの水鳥。「―巣立ちなば/万葉 182」 (2)雁や鴨の類のたまご。「あてなるもの,薄色に白襲の汗衫(カザミ),―/枕草子 42」

かり-の-たまずさ ―タマヅサ 【雁の玉章】🔗🔉

かり-の-たまずさ ―タマヅサ 【雁の玉章】 〔「玉章」は手紙の美称〕 「雁の使い」に同じ。「くるを頼むの―/新後拾遺(秋上)」

かり-の-たより 【雁の便り】🔗🔉

かり-の-たより 【雁の便り】 「雁(カリ)の使(ツカ)い」に同じ。

かり-の-つかい ―ツカヒ 【狩りの使ひ】🔗🔉

かり-の-つかい ―ツカヒ 【狩りの使ひ】 平安初期,朝廷の用にあてる鳥獣を狩りするために,河内(カワチ)・遠江(トオトウミ)などの諸国に遣わされた勅使。

かり-の-つかい ―ツカヒ 【雁の使ひ】🔗🔉

かり-の-つかい ―ツカヒ 【雁の使ひ】 〔「漢書(蘇武伝)」より。匈奴(キヨウド)の虜囚となった蘇武が雁の脚に手紙をつけて漢帝に便りした故事から〕 手紙を運ぶ人。また,手紙。雁使(ガンシ)。雁書。雁の便り。雁の文。雁の玉章(タマズサ)。

大辞林 ページ 141580