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き-の-え [0] 【甲】🔗🔉

き-の-え [0] 【甲】 〔「木の兄(エ)」の意〕 十干(ジツカン)の第一。

きのえ-ね [0] 【甲子】🔗🔉

きのえ-ね [0] 【甲子】 干支(エト)の第一番目。かっし。 →干支(エト)

きのえ-ね-だいこく [5] 【甲子大黒】🔗🔉

きのえ-ね-だいこく [5] 【甲子大黒】 甲子の日,大黒天をまつること。「甲子」の「子(ネ)」は十二支ではネズミにあてられ,また,大黒天は民間信仰では大国主命とされ,ネズミに危難を救ってもらったという伝承から,この神をまつるという。

きのえ-ね-まち [0][6] 【甲子待ち】🔗🔉

きのえ-ね-まち [0][6] 【甲子待ち】 甲子の日の前夜,子の刻(午前零時頃)まで起きていて,二股大根・黒豆などを供え,大黒天をまつる風習。江戸時代,商家で行われた。きのえね祭り。

きのえ-ね-まつり [5] 【甲子祭(り)】🔗🔉

きのえ-ね-まつり [5] 【甲子祭(り)】 「甲子待ち」に同じ。

き-の-か [1] 【木の香】🔗🔉

き-の-か [1] 【木の香】 材木の香り。「―も新しい家」

き-の-かしら [1] 【木の頭・柝の頭】🔗🔉

き-の-かしら [1] 【木の頭・柝の頭】 ⇒きがしら(木頭)

き-の-かた 【気の方】🔗🔉

き-の-かた 【気の方】 気のふさぐ病気。近世,これがひどくなると労咳(ロウガイ)になると考えられていた。

き-の-かわ ―カハ 【紀川】🔗🔉

き-の-かわ ―カハ 【紀川】 和歌山県北部を西流して横切り,紀淡海峡に注ぐ川。上流は奈良県大台ヶ原山に源を発する吉野川。高野山への物資の輸送や吉野材の運搬など水運に利用された。長さ136キロメートル。

き-の-くすり 【気の薬】🔗🔉

き-の-くすり 【気の薬】 心の慰みになること。おもしろいこと。「仕合(シアワセ)すれば―/浄瑠璃・博多小女郎(上)」 →気の毒

き-の-くに 【紀国】🔗🔉

き-の-くに 【紀国】 〔木の国の意〕 「紀伊国(キイノクニ)」の古称。

きのくに-や 【紀伊国屋】🔗🔉

きのくに-や 【紀伊国屋】 歌舞伎俳優,沢村宗十郎一門の屋号。

きのくにや-ぶんざえもん ―ブンザモン 【紀国屋文左衛門】🔗🔉

きのくにや-ぶんざえもん ―ブンザモン 【紀国屋文左衛門】 江戸中期の富商。通称,紀文。紀伊の人。材木問屋を営み,江戸大火の際の材木買い占めや,紀州蜜柑(ミカン)の江戸輸送で巨利を得たという。豪遊して紀文大尽ともいわれ,伝説化された話が多い。生没年未詳。

大辞林 ページ 142178