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――の如(ゴト)し🔗🔉

――の如(ゴト)し 以上述べたとおりである。文書・証文の終わりなどに用いる。「よって―」

くだん 【九段】🔗🔉

くだん 【九段】 東京都千代田区西部の地名。九段坂上に靖国神社がある。

くだん・す 【下んす】 (動サ特活)🔗🔉

くだん・す 【下んす】 (動サ特活) 〔「くださんす」の転。近世語〕 (1)下さいます。「源七どんがたばこ持てみえました。あい,ここへ―・せ/洒落本・陽台遺編」 (2)(補助動詞) 動詞の連用形に助詞「て」が付いた形に付いて,動作をする人に対して,その動作を受ける者の立場から敬意を表す。…くださいます。「嵐の芝居へ便宜して―・したか/浄瑠璃・生玉心中(上)」 〔遊里に始まり,のち一般の女性語になった。連体形には「くだんす」,命令形には「くだんせ」が使われた〕

くだん-め 【九段目】🔗🔉

くだん-め 【九段目】 数段からなる浄瑠璃の九段目。特に「仮名手本忠臣蔵」九段目「山科(ヤマシナ)閑居の段」のこと。

くち 【口】🔗🔉

くち 【口】 ■一■ [0] (名) (1)動物が飲食物をとり入れる器官。高等動物では頭部の下方にあって,唇・歯・舌があり,下あごによって開閉する。音声や鳴き声を発する器官ともなり,鳥類では嘴(クチバシ)となる。「―でくわえる」 (2)話すこと。声を出してものを言うこと。(ア)話す時に使うものとしての口。「―を開けば嫁の悪口ばかり」「―をつぐむ」(イ)話す動作。声に出すこと。また,その言葉。「―で言うほど簡単ではない」「―に出す」「―ほどでもない」(ウ)(文章などによらず)直接話すこと。口頭。「―で伝える」(エ)うわさ。評判。風説。「世間の―を気にする」(オ)話し方。話し方のよしあしや多寡(タカ)。「―が悪い」「―が達者だ」(カ)呼び出し。誘い。「―がかかる」 (3)飲食すること。(ア)飲食する時に使うものとしての口。「―をつける」(イ)飲食物を味わうものとしての口。また,味覚。「―に合う」「―あたり」(ウ)生活のために必要な量の食事をとるものとしての口。また,食事をする人数。「―が干上がる」「―を減らす」「一人―(ヒトリグチ)」(エ)飲食する動作。飲み食いすること。「酒は―にしない」 (4)通り抜けることができる空間。複合語としても用いる(この場合,多く「ぐち」となる)。(ア)穴やすき間。「傷の―」「船腹に―があく」(イ)ものを出し入れする所。また,そこをふさぐもの。「瓶の―」「―がかたくて抜けない」(ウ)人の出入りする所。戸口。「―が狭い」「登山―(トザングチ)」「非常―(ヒジヨウグチ)」 (5)〔(1)が体内への入り口であることから〕 物事の初め。最初。「序の―」「宵の―」 (6)物事を分類するときの,その一つ一つの類。種類の一。「飲める―」「そっちの―がだめなら,別の―に当たってみよう」 (7)はいっておさまる所。「嫁の―をさがす」「就職―(シユウシヨクグチ)」 (8)馬の口につける縄。「馬の―をとる」 ■二■ (接尾) 助数詞。 (1)口に飲食物を入れる回数を数えるのに用いる。「一―で食べる」 (2)刀剣などを数えるのに用いる。「太刀一―」 (3)多くの人から金銭を集める時の,出してもらう単位を数えるのに用いる。「一―五千円で加入できる」

大辞林 ページ 142884