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くち-ことば [3] 【口言葉・口詞】🔗⭐🔉
くち-ことば [3] 【口言葉・口詞】
(1)口で言うことば。話しことば。口語。
(2)「言葉」を強めた語。「―をいれさせをつて日がくれたは/狂言・鈍根草」
くち-コミ [0] 【口―】🔗⭐🔉
くち-コミ [0] 【口―】
〔マスコミのもじり〕
口から口へ伝えられる評判。「―で伝わる」
くち-ごも・る [4] 【口籠る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
くち-ごも・る [4] 【口籠る】 (動ラ五[四])
(1)はっきり言わない。また,言葉につまる。言いしぶる。「明日なら,と言いかけて―・った」
(2)病気などのために,声が言葉として聞きとれない状態である。「昨日辰刻より―・られ,去夜絶入す/東鑑(延応二)」
くち-ごわ ―ゴハ 【口強】 (名・形動)[文]ナリ🔗⭐🔉
くち-ごわ ―ゴハ 【口強】 (名・形動)[文]ナリ
〔近世語〕
(1)強く主張すること。強弁すること。また,そのさま。「此間,―に御ざるに依て,いつぞは打擲致う/狂言・髭櫓(虎寛本)」
(2)馬などの性質が荒く,御し難いさま。「坂東黒というて―なる馬に乗りて/浮世草子・風流軍配団」
くち-ごわ・し ―ゴハシ 【口強し】 (形ク)🔗⭐🔉
くち-ごわ・し ―ゴハシ 【口強し】 (形ク)
(1)強く言いはる。負けずに言い争う。「―・くて,手触れさせず/源氏(葵)」
(2)馬などの性質が荒く,御し難い。「白葦毛なる馬の,きはめて―・きにぞ乗たりける/平家 8」
くち-さか・し 【口賢し】 (形シク)🔗⭐🔉
くち-さか・し 【口賢し】 (形シク)
口が達者だ。言葉巧みである。「かく―・しきをしへを伝へなば/読本・雨月(白峯)」
くち-さかずき ―サカヅキ 【口盃】🔗⭐🔉
くち-さかずき ―サカヅキ 【口盃】
杯をとりかわさず,口先だけで約束すること。「盃なしの―/浄瑠璃・天神記」
くち-さがな・い [5] 【口さがない】 (形)[文]ク くちさがな・し🔗⭐🔉
くち-さがな・い [5] 【口さがない】 (形)[文]ク くちさがな・し
他人のことを,あれこれ口うるさく批評するのが好きである。口うるさい。「―・い連中」
[派生] ――さ(名)
くち-さき [0] 【口先】🔗⭐🔉
くち-さき [0] 【口先】
(1)くちの端。くち。「―にくわえる」
(2)心のこもらないうわべだけの言葉や話しぶり。「―だけの約束」「―だけの親切心」
大辞林 ページ 142897。