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くち-つぎ 【口次】🔗🔉

くち-つぎ 【口次】 話をとりもつこと。周旋すること。口入れ。「―のかかに身まかせて/浮世草子・織留 6」

くち-づ・く 【口付く】🔗🔉

くち-づ・く 【口付く】 ■一■ (動カ四) (1)繰り返し言ったり話したりする。言いなれる。口ぐせになる。「先斗町(ポントチヨウ)が―・いて大丈夫だといふから/滑稽本・浮世風呂(前)」 (2)口になれる。「シヨクニ―・イタ/日葡」 ■二■ (動カ下二) 口ぐせに言う。いつも言い慣れる。「孝子伝・蒙求などにしるせるによて,皆人―・けたる物語なれば/十訓 6」

くち-づけ [0] 【口付け】 (名)スル🔗🔉

くち-づけ [0] 【口付け】 (名)スル (1)唇で触れること。接吻(セツプン)。キス。くちつけ。「頬(ホオ)に―する」 (2)言い続けにすること。くちぐせ。「朝から晩まで―に/滑稽本・浮世風呂 3」

くち-づたえ ―ヅタヘ [0][3] 【口伝え】🔗🔉

くち-づたえ ―ヅタヘ [0][3] 【口伝え】 (1)直接,口頭で話して教え伝えること。口伝(クデン)。「―の秘法」 (2)人から人へと言い伝えること。口づて。「うわさが―にひろがる」

くち-つづみ [3] 【口鼓】🔗🔉

くち-つづみ [3] 【口鼓】 舌で鼓を打つような音を出すこと。舌つづみ。「―ヲナラス/ヘボン(三版)」

くち-づて [0] 【口伝て】🔗🔉

くち-づて [0] 【口伝て】 くちづたえ。「―に聞く」

ぐちっ-ぽ・い [4] 【愚痴っぽい】 (形)🔗🔉

ぐちっ-ぽ・い [4] 【愚痴っぽい】 (形) 愚痴をこぼしがちである。「年を取って―・くなった」

くち-てずつ ―テヅツ 【口手づつ】🔗🔉

くち-てずつ ―テヅツ 【口手づつ】 口べた。口不調法。くちずつ。「おのれは―にて/宇治拾遺 14」

くち-でま 【口手間】🔗🔉

くち-でま 【口手間】 あれこれ口上を述べて手間どること。「―入れる面倒な/浄瑠璃・宵庚申(下)」

くち-ど [0] 【口疾】 (形動)🔗🔉

くち-ど [0] 【口疾】 (形動) 口ばやなさま。「繁は何か―に囁いた/葬列(啄木)」

くち-と・し 【口疾し】 (形ク)🔗🔉

くち-と・し 【口疾し】 (形ク) (1)ものの言い方が早い。早口である。また,受け答えが早い。「―・く返事などし侍りき/源氏(夕顔)」 (2)軽はずみに,つまらないことをいう。「何となく―・く難ぜられたりける/十訓 4」

大辞林 ページ 142901