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くちどめ-ばんしょ 【口留番所】🔗⭐🔉
くちどめ-ばんしょ 【口留番所】
江戸時代,諸藩が境界や要所に設けた見張り所。物資の他藩流出などを統制した。
くちどめ-りょう ―レウ [4] 【口止め料】🔗⭐🔉
くちどめ-りょう ―レウ [4] 【口止め料】
口止めのために与える金品。
くち-とり 【口取り】🔗⭐🔉
くち-とり 【口取り】
(1) [0][3]
酒や茶などに添えて供する食べ物。(ア)「口取り肴(ザカナ)」の略。(イ)「口取り菓子」の略。
(2) [4][3]
牛や馬の口取り縄を取って引くこと。また,その人。口引き。
くちとり-がし ―グワ― [5] 【口取り菓子】🔗⭐🔉
くちとり-がし ―グワ― [5] 【口取り菓子】
茶会で,客が座についたとき,器に盛って出す菓子。くちとり。
くちとり-ざかな [5] 【口取り肴】🔗⭐🔉
くちとり-ざかな [5] 【口取り肴】
饗膳(キヨウゼン)で,吸い物とともに最初に出す酒肴(シユコウ)。古くは,熨斗鮑(ノシアワビ)・昆布・勝栗など。のちには,きんとん・かまぼこ・卵焼きなどを盛り合わせたもの。組み肴。口取り。
くちとり-ざら [4] 【口取り皿】🔗⭐🔉
くちとり-ざら [4] 【口取り皿】
口取り肴を盛る皿。
くちとり-なわ ―ナハ [4] 【口取り縄】🔗⭐🔉
くちとり-なわ ―ナハ [4] 【口取り縄】
牛馬の口につないで引く縄。くちなわ。
くち-なおし ―ナホシ [3][0] 【口直し】🔗⭐🔉
くち-なおし ―ナホシ [3][0] 【口直し】
まずい物や苦い薬などを口にしたあとで,その味を消すために別の物を食べたり飲んだりすること。また,その飲食物。
くち-なぐさみ 【口慰み】🔗⭐🔉
くち-なぐさみ 【口慰み】
(1)退屈なときに,詩歌の吟詠をしたり談話をしたりすること。[ヘボン]
(2)退屈しのぎに間食をすること。
くち-なし 【口無し】🔗⭐🔉
くち-なし 【口無し】
ものを言わないこと。また,その人。詩歌などで,多く「巵子(クチナシ)」にかけて用いる。「山吹きの花色衣主やたれ問へど答へず―にして/古今(雑体)」
くち-なし [0] 【梔子・山梔子】🔗⭐🔉
くち-なし [0] 【梔子・山梔子】
(1)アカネ科の常緑低木。暖地に自生し,また観賞用に栽植する。葉は対生し,長楕円形。夏,枝先に香りのよい六弁の純白色の花を開く。八重咲き・大輪咲きなどもある。果実は倒卵形で黄赤色に熟す。果実は古くから黄色染料として用い,また漢方で消炎・利尿剤とする。和名は,果実が熟しても裂開しないところからの称。ガーデニア。[季]秋。
〔「山梔子の花」は [季]夏〕
(2)「梔子色」の略。
大辞林 ページ 142902。