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ぐな-ぐな [1] (副)🔗🔉

ぐな-ぐな [1] (副) 力が抜けていて,柔らかく,形が定まらないさま。ぐにゃぐにゃ。「身体(カラダ)は―,眼ばかり据ゑて/二人女房(紅葉)」

くな-こく 【狗奴国】🔗🔉

くな-こく 【狗奴国】 ⇒くぬこく(狗奴国)

くなしり-とう ―タウ 【国後島】🔗🔉

くなしり-とう ―タウ 【国後島】 北海道の東方にある島。千島列島最西端にある同列島第三の島。面積1500平方キロメートル。択捉(エトロフ)島とともに1854年以降日本領であったが,第二次大戦後,ソ連(のちロシア連邦)の占領下にある。

くなど-の-かみ 【久那斗神・岐神】🔗🔉

くなど-の-かみ 【久那斗神・岐神】 伊弉諾尊(イザナキノミコト)が黄泉(ヨミ)の国から逃れて禊(ミソギ)をした時,投げ捨てた杖から生じたという神。集落の入り口や道路の分岐点などにまつられ,種々の邪霊・禍災の侵入を防ぐと信じられた。道祖神。ふなどのかみ。ちまたのかみ。

く-なん [1][0] 【苦難】🔗🔉

く-なん [1][0] 【苦難】 苦しみや難儀。「―を乗り切る」

くに [0] 【国・邦】🔗🔉

くに [0] 【国・邦】 (1)一つの政府に治められている地域。国家。国土。「―を治める」 (2)地域。地方。「北の―」 (3)(地方自治体に対して)中央政府。「―から県に管轄が移る」 (4)古代から近世に至る日本の行政単位の一。大化の改新の国郡制によって定められ,明治維新後郡県制に変更された。「武蔵の―」 (5)自分の生まれ育った所。故郷。郷里。「何年ぶりかで―に帰る」 (6)任国。領国。知行所。「紀の守―に下(クダ)り/源氏(空蝉)」 (7)任国を治めること。国務。「国司くだりて―の沙汰どもあるに/宇治拾遺 3」 (8)(天に対して)地。大地。「天の壁(カキ)立つ極み,―の退(ソ)き立つ限り/祝詞(祈年祭)」 (9)国の統治者。天皇の位。また,その政務。「御―譲らむこと近くなり侍るを/宇津保(国譲中)」 (10)国{(4)}ごとにおかれた地方行政府。「―に告げたれども,国の司(ツカサ)まうでとぶらふにも/竹取」 (11)国府。

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