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けいじ-か [3][0] 【形而下】🔗⭐🔉
けいじ-か [3][0] 【形而下】
〔易経(繋辞上)〕
〔哲〕 時間・空間の中に,感性的対象として形をとって現れるもの。
⇔形而上
けい-しき [0] 【形式】🔗⭐🔉
けい-しき [0] 【形式】
(1)事物が存在しているときの,外に現れているかたち。「書簡の―をとった小説」
(2)物事を行うときの,一定の手続きや方法・様式。また,その一群の物を特徴づける,共通して備えているかたち。「届出用紙の―を変える」「この―の車は製造を中止した」
(3)実質・内容を失ってからなお続いている方法・様式など。また,体裁を整えただけのもの。「―だけの質疑応答に終わる」
(4)〔哲〕 種々の要素を統一的な連関・構造にもたらすもの。事象が成立する本質的な枠組み。
⇔内容
けいしき-げんご [5] 【形式言語】🔗⭐🔉
けいしき-げんご [5] 【形式言語】
生成文法が対象とする,数学的な文法規則により生成される抽象的言語。
けいしき-こん [4] 【形式婚】🔗⭐🔉
けいしき-こん [4] 【形式婚】
婚姻の成立に宗教上または法律上一定の形式を必要とする婚姻形態。
→事実婚
けいしき-しゃかいがく ―シヤクワイ― [6] 【形式社会学】🔗⭐🔉
けいしき-しゃかいがく ―シヤクワイ― [6] 【形式社会学】
支配と服従,競争と闘争といった人々の心的相互作用の中にみられる基本的な形を取り出して研究の対象とする社会学。ドイツのジンメルによって提唱された。
けいしき-しゅぎ [5] 【形式主義】🔗⭐🔉
けいしき-しゅぎ [5] 【形式主義】
〔formalism〕
(1)(ア)認識論で,理性のアプリオリな形式を認識の普遍妥当性の根拠と考えるカントや新カント主義の立場。(イ)倫理学で,純粋に形式的な道徳法則(定言命法)を道徳の普遍妥当性の根拠と考えるカントの立場をはじめ,実質的・具体的な規範の定立を避ける思想態度。(ウ)美学で,感覚的な内容美ではなく表現の仕方に美の原理を求めるヘルバルトらの立場。(エ)数学基礎論で,数学を有限の記号列から成る推論の連鎖と見なし,公理論的に形式化された体系の無矛盾性を証明することによって,数学を基礎づけようとするヒルベルトらの主張。(オ)
⇒フォルマリズム
(2)一般に,物事の内容的側面を軽視して,形式的側面を重視する立場。多く否定的な意味合いでいう。「―に堕す」
大辞林 ページ 143265。