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――の逆恨(サカウラ)み🔗⭐🔉
――の逆恨(サカウラ)み
下種は好意で忠告してくれた人にも感謝しようとはしないで,かえって恨む。
――の猿知恵(サルヂエ)🔗⭐🔉
――の猿知恵(サルヂエ)
下賤の者はいくら考えても,浅はかな知恵しかでない。
――の知恵(チエ)は後(アト)から🔗⭐🔉
――の知恵(チエ)は後(アト)から
「下種の後知恵」に同じ。
――は槌(ツチ)で使え🔗⭐🔉
――は槌(ツチ)で使え
下種には道理を説いてもわからないから,叩いたりして使うのがよい。
――も三食(サンジキ)上臈(ジヨウロウ)も三食🔗⭐🔉
――も三食(サンジキ)上臈(ジヨウロウ)も三食
事柄によっては上下貴賤(キセン)の区別のないこと。
げ・す 【解す】🔗⭐🔉
げ・す 【解す】
■一■ (動サ五[四])
〔サ変動詞「解(ゲ)す」の四段化〕
理解する。納得する。悟る。「それは―・しかねる」「そのやうに事を―・さねえぢやあ,唐人とはなしをするやうだ/滑稽本・浮世床(初)」
→げせる
→げせない
■二■ (動サ変)
(1)理解する。納得する。悟る。「媼が詞の顛末を―・すること能はざりき/即興詩人(鴎外)」
(2)結び目などをといてばらばらにする。ときほぐして,効力などをとり除く。「足に刀山(トウセン)踏む時は剣樹(ケンジユ)共に―・すとかや/謡曲・歌占」
(3)責任・束縛などからとき放す。また,解任する。「勅勘を蒙り神職を―・せられて/太平記 15」
(4)解状(ゲジヨウ)を上級の役所に差し出す。上申する。「注給はらんと欲するのみ。謹て―・す/貴嶺問答」
げす (助動)(げせ・げし・げす・げす・○・○)🔗⭐🔉
げす (助動)(げせ・げし・げす・げす・○・○)
〔「ございます」の転か〕
動詞の連用形+「て」,形容詞連用形,指定の助動詞「で」などに付く。「ある」の意で用いられる。「てげす」の形では助動詞「た」に,「でげす」の形では助動詞「です」の意に相当する。げえす。げんす。「空蝉の殻風呂敷に成つてで〈げす〉から/滑稽本・七偏人」「もし旦那,…うるさう〈げす〉ね/人情本・春色江戸紫」
〔近世末期から明治初期にかけて,江戸および東京で,主として芸人・職人などの間で用いられた〕
げ-すい [0] 【下水】🔗⭐🔉
げ-すい [0] 【下水】
(1)家庭や工場から捨てられる汚水や廃水および雨水。
⇔上水
(2)下水を流し去る設備。下水道。
大辞林 ページ 143378。