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こころ-ごわ・し ―ゴハシ 【心強し】 (形ク)🔗⭐🔉
こころ-ごわ・し ―ゴハシ 【心強し】 (形ク)
情がこわい。気がつよい。「故宮にもしか―・きものに思はれ奉りて過ぎ侍りしを/源氏(乙女)」
こころ-さかしら 【心賢しら】 (名・形動ナリ)🔗⭐🔉
こころ-さかしら 【心賢しら】 (名・形動ナリ)
利口ぶった心。分別くさい気持ち。また,そのさま。「みづからの―にや,宰相殿も思ほさむ。いとほしきわざかな/狭衣 4」
こころ-ざし [0] 【志】🔗⭐🔉
こころ-ざし [0] 【志】
(1)心に決めて目指していること。また,何になろう,何をしようと心に決めること。「―を立てる」「―を曲げる」「事―と違(タガ)う」「―を同じくする」
(2)人に対する厚意。人を思う気持ち。「お―だけはありがたくいただきます」
(3)好意・謝意などの気持ちを表す贈り物。また,故人を悼んで供える物やお布施などの上書きの語。
(4)追善供養。「母人の十三年にあたり,千日寺へ石塔を立て―仕り候/浮世草子・一代男 7」
――合えば胡越(コエツ)も昆弟(コンテイ)たり🔗⭐🔉
――合えば胡越(コエツ)も昆弟(コンテイ)たり
〔漢書(鄒陽伝)〕
志が合えば初めは互いに知らなかった人どうしでも兄弟のように親しくなる。
――ある者は事(コト)竟(ツイ)に成る🔗⭐🔉
――ある者は事(コト)竟(ツイ)に成る
〔後漢書(耿
伝)〕
やろうという志がしっかりしていさえすれば,たとえ障害があってもなしとげることができるものである。
伝)〕
やろうという志がしっかりしていさえすれば,たとえ障害があってもなしとげることができるものである。
――は木(コ)の葉に包(ツツ)め🔗⭐🔉
――は木(コ)の葉に包(ツツ)め
たとえ木の葉に包むほどのわずかな物でも,贈る人の真心さえこもっていればそれでよい。志は笹(ササ)の葉。志は椎(シイ)の葉。志は松の葉。
――を
得る🔗⭐🔉
――を
得る
目指していたことを果たす。
得る
目指していたことを果たす。
こころ-ざ・す [4] 【志す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
こころ-ざ・す [4] 【志す】 (動サ五[四])
〔「心指(サ)す」の意〕
(1)気持ちがそちらに向く。心の中で目標を定める。心中に決めた目標に向かって進む。「学問に―・す」「画家を―・して上京した」「あまた物し給ふ御女(ムスメ)たちを一人一人はと―・し給ひながら/源氏(匂宮)」
(2)好意・謝意などを表して物を贈る。「これより後は彼等に飯を―・して/今昔 20」
(3)追善供養をする。「今日は―・す日にて候程に,墓所へ参り候/謡曲・定家」
大辞林 ページ 144176。