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こと-づか・る [4] 【言付かる・託かる】 (動ラ五[四])🔗🔉

こと-づか・る [4] 【言付かる・託かる】 (動ラ五[四]) 伝言や物を届けるよう頼まれる。「社長からこれを―・って参りました」「伝言を父から―・って来ました」[日葡]

ごと-つ・く [0] (動カ五[四])🔗🔉

ごと-つ・く [0] (動カ五[四]) ごとごとと音がする。「車輪を―・かせて馬車が通る」

こと-づけ [0][4] 【言付け・託け】 (名)スル🔗🔉

こと-づけ [0][4] 【言付け・託け】 (名)スル 〔古くは「ことつけ」〕 (1)ことづけること。また,その言葉。「―を頼む」 (2)かこつけること。口実にすること。「『え,ひきよがでなむ』とあるを『例の―』と見給ふものから/源氏(葵)」

こと-づ・ける [4] 【言付ける・託ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ことづ・く🔗🔉

こと-づ・ける [4] 【言付ける・託ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ことづ・く 〔古くは「ことつく」と清音〕 (1)伝言や物を人に頼んで,先方に届けてもらう。「よろしくと―・ける」「田舎の名産を知人に―・ける」 (2)口実にする。かこつける。「その夜のことに―・けてこそ罷り絶えにしか/源氏(帚木)」

こと-づ・つ 【言伝つ】 (動タ下二)🔗🔉

こと-づ・つ 【言伝つ】 (動タ下二) 〔「ことつつ」とも。未然形・連用形・命令形の用例がある〕 ことづてをする。「やよや待て山郭公(ヤマホトトギス)―・てむ/古今(夏)」「北へゆくかりの翅(ツバサ)に―・てよ/新古今(離別)」

こと-づて [0][4] 【言伝】🔗🔉

こと-づて [0][4] 【言伝】 〔古くは「ことつて」〕 (1)人に頼んで伝言してもらうこと。また,その言葉。伝言。「―を頼む」 (2)他の人から伝え聞くこと。「風のたよりの―も絶えて久しくなりければ/平家 10」

こと-づめ [0] 【琴爪・箏爪】🔗🔉

こと-づめ [0] 【琴爪・箏爪】 箏(コト)の演奏の際に弦を弾く小さな義甲。弦を弾く部分は象牙など堅い材料で製し,革製の輪を付けて,右手の拇指(ボシ)・食指・中指にはめて弾弦する。現行の箏曲では,生田流は角爪(カクヅメ),山田流は丸爪(マルヅメ)を用いる。つめ。ことづま。

大辞林 ページ 144393