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こわ-らし・い コハ― [4] 【怖らしい】 (形)🔗🔉

こわ-らし・い コハ― [4] 【怖らしい】 (形) 〔近世江戸語以降の語〕 おそろしそうである。こわそうだ。「厭な眼付の―・い人ぢやないか/夢かたり(四迷)」

こ-わらわ ―ワラハ 【小童】🔗🔉

こ-わらわ ―ワラハ 【小童】 小さな子供。こわらわべ。「かしこに―あり/方丈記」

こ-わり [0] 【小割(り)】🔗🔉

こ-わり [0] 【小割(り)】 (1)小さな単位に割ること。また,その割ったもの。 (2)木口の小さな角材。普通,木口の幅が3センチメートル程度の角材。

ごわり-ま・す (動サ特活)🔗🔉

ごわり-ま・す (動サ特活) 〔動詞「ごわる」に助動詞「ます」が付いてできたもの。近世の奴詞から出たもの〕 (1)「ある」の意の丁寧語。ございます。あります。「つひにさかやきそつたこと―・せぬ/浄瑠璃・薩摩歌」 (2)(補助動詞) 「ある」の丁寧語。…でございます。…であります。「こりや麁相で―・するで―・するとそらとぼけ/浄瑠璃・宵庚申(上)」 〔活用は「せ・し・す(する)・す(する)・すれ・〇」〕

こわ・る コハル 【強る】 (動ラ四)🔗🔉

こわ・る コハル 【強る】 (動ラ四) (1)かたくなる。こわばる。「舌が―・つて呼吸(イキ)が発奮(ハズ)む/歌行灯(鏡花)」「―・りたる言葉は,振りに応ぜず/風姿花伝」 (2)腹が痛む。

こわ・る コハル 【壊る・毀る】 (動ラ下二)🔗🔉

こわ・る コハル 【壊る・毀る】 (動ラ下二) ⇒こわれる

ごわ・る (動ラ四)🔗🔉

ごわ・る (動ラ四) 〔「ごある」の転。近世の奴詞から出たもの〕 (1)「来る」の意の尊敬語。おいでになる。「これ待て,ちよつと逢ひたい,はあて―・れと云ふに/浄瑠璃・男作五雁金」 (2)「ある」の意の丁寧語。あります。「ああ爰(ココ)から程は―・らぬ/浄瑠璃・忠臣金短冊」 (3)(補助動詞) 「ある」の意の丁寧語。…であります。「何というても,たのまれぬは,女郎の心中,にくらしき物て―・るとな/評判記・吉原人たばね」

こわれ コハレ [3] 【壊れ・毀れ】🔗🔉

こわれ コハレ [3] 【壊れ・毀れ】 こわれること。また,こわれたもの。「壁の―」

こわれ-もの コハレ― [0][5] 【壊れ物・毀れ物】🔗🔉

こわれ-もの コハレ― [0][5] 【壊れ物・毀れ物】 (1)こわれたもの。 (2)こわれやすいもの。「―注意」

大辞林 ページ 144604