複数辞典一括検索+

こん [2] 【根】🔗🔉

こん [2] 【根】 (1)粘り強く一つのことを続ける気力。根気。「精も―も尽き果てる」 (2) [1] 〔数〕(ア)方程式を成立させる未知数の値。方程式の解。(イ)ある数を何回か掛け合わせた数に対する,そのもとの数。累乗根。 (3)〔化〕 全体としてイオン(特に陰イオン)になっている基。 (4)〔仏〕 感覚器官など,一定の機能・能力を有するもの。

――を詰・める🔗🔉

――を詰・める 精神・肉体の疲労をかえりみずに,一つの物事に没頭する。

こん [1] 【紺】🔗🔉

こん [1] 【紺】 暗い紫みの青。濃い藍(アイ)色。

こん 【喉】🔗🔉

こん 【喉】 ■一■ (名) 〔女房詞〕 肴(サカナ)。[大上臈御名之事] ■二■ (接尾) 助数詞。魚を数えるのに用いる。「よそから下された鱸(スズキ)を三―の内を,一―洗へと言へ/狂言・鱸庖丁」

こん 【献】🔗🔉

こん 【献】 ■一■ (名) (1)肴(サカナ)・銚子をととのえて,客に膳部をすすめること。「其の後―共度度参る/言国卿記」 (2)飲み干した杯の数。「『まだ飲むか。最早置かいで』『―が悪うござる』/狂言・寝音曲(鷺流)」 ■二■ (接尾) 助数詞。 (1)杯をさす度数を数えるのに用いる。「一―献(ケン)ずる」 (2)吸い物・肴・銚子をととのえて膳をすすめる度数を数えるのに用いる。「一―にうちあはび,二―にえび,三―にかいもちひにてやみぬ/徒然 216」

こん [1] 【魂】🔗🔉

こん [1] 【魂】 (1)たましい。特に,陽の気に属して精神をつかさどるとされる。「―は冥途(メイド)にござれども,魄はこの世にとどまつて/狂言・武悪」 →魄(ハク) (2)こころ。「神(シン)は傷み,―は驚くと雖も/金色夜叉(紅葉)」

こん [1] 【鯤】🔗🔉

こん [1] 【鯤】 〔荘子(逍遥遊)〕 中国古代の想像上の大魚。北の海にすみ,大きさは数千里あるという。

こん 【今】🔗🔉

こん 【今】 姓氏の一。

こん-とうこう ―トウクワウ 【今東光】🔗🔉

こん-とうこう ―トウクワウ 【今東光】 (1898-1977) 小説家。横浜生まれ。「痩せた花嫁」で注目され,のちに得度(トクド)。河内の風土を題材にした作品が多い。他に「お吟さま」「悪名」など。

大辞林 ページ 144606