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さい 【才】🔗🔉

さい 【才】 〔古くは「ざえ」とも〕 ■一■ [1] (名) (1)生まれつきもっているすぐれた能力。才能。「音楽の―がある」「天賦の―に恵まれる」 (2)知力。知能。頭の働き。「妻をめとらば―長(タ)けて」「―におぼれる」 (3)船荷や石材を量る単位。石(コク)の一〇分の一。一立方尺(0.0278立方メートル)。 (4)木材の体積を量る単位。一寸角で一間(地方によっては二間)の長さの材積。 (5)容積の単位。勺(シヤク)の一〇分の一。 ■二■ (接尾) 助数詞。俗に年齢を数える「歳」の代わりに用いられる。歳。「五―」

さい [1] 【妻】🔗🔉

さい [1] 【妻】 (多く手紙文の中などで)自分の妻(ツマ)のことを他人にいうときに用いる語。家内(カナイ)。女房(ニヨウボウ)。「よろしくと―も申しておりました」

さい [1] 【采・賽・骰子】🔗🔉

さい [1] 【采・賽・骰子】 (1)さいころ。 (2)「采配」の略。ざい。「―を振る」

――は投げられた🔗🔉

――は投げられた 〔(ラテン) jacta alea est〕 ポンペイウスと争ったカエサルが軍隊を率いてルビコン川を渡る時に言った言葉。行動を開始した今は,ただ断行あるのみである。

――を採・る🔗🔉

――を採・る 指揮をする。采配を採る。

さい [1] 【豺】🔗🔉

さい [1] 【豺】 狼(オオカミ)・山犬などの野獣。

さい [1] 【細】🔗🔉

さい [1] 【細】 こまかいこと。くわしいこと。「微を拆(ヒラ)き,―を叙(ツイ)づる歴史は/思出の記(蘆花)」

さい [0] 【菜】🔗🔉

さい [0] 【菜】 酒や飯に添えて食べるもの。副食物。おかず。「お―」「魚を―に酌み交わす」

さい 【斎】🔗🔉

さい 【斎】 ■一■ [1] (名) 〔仏〕 (1)汚れを清め,行為をつつしむこと。 (2)八戒の中心をなす戒で,正午を過ぎて食事をとらないこと。 (3)仏事の際の食事。とき。おとき。 ■二■ (接尾) 居室の名や文人などの雅号に添える。「自然―」「六無―」

さい [1] 【犀】🔗🔉

さい [1] 【犀】 サイ科の哺乳類の総称。陸生の草食動物では象に次いで大きく,肩高1.4〜2メートル。四肢は太く短く三指がある。表皮は硬く,毛はほとんどない。鼻の上または額に一または二本の角をもつ。南アジアとアフリカに五種がすむが,いずれも数が激減している。

大辞林 ページ 144689