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さし-つぎ [0][2] 【刺(し)継ぎ】🔗🔉

さし-つぎ [0][2] 【刺(し)継ぎ】 布地の弱って薄くなった所を裏から共布をあて,同色・同質の糸で刺して丈夫にすること。

さし-つぎ [0] 【指(し)継ぎ】🔗🔉

さし-つぎ [0] 【指(し)継ぎ】 将棋で,前回からの持ち越しの勝負を続けること。

さし-つぎ 【差し次】🔗🔉

さし-つぎ 【差し次】 (1)その次。次位。「左衛門の乳母とて,大弐の―におぼいたるが娘/源氏(末摘花)」 (2)六位の蔵人(クロウド)で次席の者。

さし-つ・ぐ [0] 【指(し)継ぐ】 (動ガ五[四])🔗🔉

さし-つ・ぐ [0] 【指(し)継ぐ】 (動ガ五[四]) 指し掛けの将棋を,改めて指し続ける。「翌日一〇時から―・ぐ」

さし-つけ 【差し付け】 (形動)🔗🔉

さし-つけ 【差し付け】 (形動) 〔近世語〕 だしぬけであるさま。「私を何と―に言ふも恥かし/清元・鳥羽絵」

さしつけ-て 【差し付けて】 (副)🔗🔉

さしつけ-て 【差し付けて】 (副) 直接に。あからさまに。「―申出す折もござりませぬ/歌舞伎・幼稚子敵討」

さし-つ・ける [0][4] 【差(し)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 さしつ・く🔗🔉

さし-つ・ける [0][4] 【差(し)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 さしつ・く (1)物に押し当てる。「百姓の頬へ抜刀(ヌキミ)を―・けて/塩原多助一代記(円朝)」 (2)目の前に突きつけるようにして差し出す。「日記を北八がまへに―・けるに/西洋道中膝栗毛(魯文)」 (3)わざとする。あてつけてする。「―・けたる追従に/浮世草子・妾形気」 (4)棹(サオ)をさして舟を岸に着ける。「岸に―・くるほどみれば/源氏(澪標)」

さしった (連語)🔗🔉

さしっ (連語) 〔尊敬の助動詞「さしゃる」の連用形に完了の助動詞「た」の付いた「さしゃった」の転。近世江戸語〕 四段以外の活用の動詞の未然形に付き,ごく軽い尊敬の意を表す。なさった。「き―たら,ちよつと知らせてもらひたい/歌舞伎・金秤目」 〔四段活用の動詞には「しった」が付く〕 →しった

大辞林 ページ 144952